2017.8.3.

急いでもロクなことはない、、、

ものごとは、なんでも速くやるに越したことはありません。速くやれば、どんなこともキレイサッパリかたづいてしまいます。

もしダラダラやったりすれば、残業や徹夜を覚悟しなければならなくなります。それはイヤイヤやっていることと同じなので、クオリティーも限りなく低くなります。

カン違いしている人は多いですが、「速くやる」と「急いでやる」は違います。両者はまったく別ものです。

速くやるは、まずゴール(完成した状態、終わった状態)が決まっています。 そこにたどり着くプロセスや手順も、しっかり定められています。プロセスや手順を踏みながら、1つ1つを手際よくこなしていきます。

もちろん、クオリティーも満たさなければなりませんから、集中して取り組みます。やるべきことを集中してやっているので、進捗がトントントンとはかどります。

そのため所要時間が大幅に短縮されます。「速くやる」は、あくまでも結果論です。

急いでやるも、ゴールが決まっています。プロセスや手順も、しっかりあります。

ただし、1秒でも早くゴールにたどり着くことしかアタマにありません。特に面倒なこと、やりたくないことは余計にそういう気持ちになるので、プロセスや手順をはしょったりすることがあります。

ゴールすることしか考えていないので、自分ではそのつもりでも集中はしていません。そのためクオリティーが疎かになります。ゴールしてからそのことに気づいて、がくぜんとします。

速くやっているのに、クオリティーが満たされているのは、やるべきことをきちんと手際よくこなしているからです。速くやることそれ自体は、目的ではありません。

やるべきことをしっかり手際よくやっているから、クオリティーが高くなります。同時に、速くできるようになっていきます。最初から速くやろうと思っていたのではないから、結果論なのです。

急いでやるのは、それ自体が目的です。1秒でも早くゴールに着くことを優先するあまり、やるべきことをしっかり手際よくこなしていないので、クオリティーは見るも無残な出来になっていきます。

それは、必然的結果です。急いでやっても、ロクなことは何1つありません。

(朝の独り言☆)
最近、自己啓発や脳の仕組みなど、色々な勉強をして本当に良かったと思います。脳の仕組みを知ることは、新たな自分を生み出すために必要なこと!この気づきは、どれだけ大きな人生の価値です!