誰もが、何かしらの「専門家」です。有名か無名かも、問いません。
キャリアのある/なしも、ささいなことです。キャリアがあるほうが専門家として信頼されやすいのは事実ですが、すべてではありません。キャリアがなくても、台頭してくる人は、もちろんいます。
あなたは、すでに専門家として多くのことを成し遂げているはずです。それは、これからもずっと続きます。
こう言うと、なかには「私はなんの実績もないので、専門家を名乗るのは、気が引けます」と、謙遜する人が出てきます。それは、謙遜しすぎ。
実績があるほうが専門家として信頼されやすいのは事実ですが、すべてではありません。現段階で実績がないとしたら、これからつくっていけばいいだけのこと。
専門家とは、ジャンルを問わず、ものごとに全力で取り組んでいる人。また結果がどうあれ、そのものごとに対する情熱を決して失わない人。有名/無名、キャリアのある/なし、実績のある/なしは、専門家の要件としては考慮するべきことではありません。
もしあるジャンルの専門家の力を借りなければならないとしたら、有名でキャリアと実績がある人を選ぶ人が多そうですが、それが最善かと言うと、なんとも微妙なところです。その人が誰かに丸投げしたとしたら、頼んだ意味がなくなります。それは、専門家としての名折れです。
それよりはたとえ無名でもキャリアも実績もない人に頼んだほうが、はるかに情熱を持って全力で取り組んでもらえます。「さすが専門家!」と、感心せざるを得ない働きをしてくれます。頼んだかいもあります。
もしあなた自身が無名で、まだキャリアも実績もないとしても、ジャンルを問わず、情熱を持って全力で取り組んでいるとしたら、 立派な専門家。堂々と「○○の専門家」と名乗るべきです。それは、選んでくれる相手への礼儀です。
あなたは今日、ものごとに情熱を持って全力で取り組みましたか。専門家と名乗って行動しましたか?
(朝の独り言☆)
今日は、新しい企画についての相談があり、「20代に向けた本はいかがでしょうか」ということでした。
実は、私の医院を含め、コンテンツなどに携わるスタッフの多くが20代です。20代とは凄く関わりが多いこともあり、伝えたいことがたくさんあります。
以前、年代別20.30.40.50代とシリーズで本を出してきましたが、好評でした。20代は、学生、新入社員が読む世代であり、親から子供へ、または 上司から部下へ直接伝えにくいことを本を通じて伝えるのに役立つ というのもあります。まだ具体的ではありませんが、楽しみです。