2019.6.10.

想定外の結果を受け入れる、、、

人生とは、福引のガラガラ(抽選器)みたいなもの……、こう言われたとしたら、あなたはどう思うでしょうか。

「そんな不謹慎な……」と、顔を真っ赤にして怒るかもしれません。あるいは「なるほど、面白いですね」と、大笑いすることもあり得ます。

あなたがどちらの反応を示しても、いいです。そのこと自体は、別に問題ではありません。

ここで言いたいのは、次に何が出てくるか分からないということ。福引のガラガラを回したときに、1等が出ることもあれば、「はずれ」に等しい5等とか7等が出ることもあります。

ガラガラを回せば、どちらも出る可能性があります。つまり、大成功を収めることもあれば、「成果がない」に等しい結果になることもあるのが、人生――。こうとらえ直すと、人生というものの見方が変わってきませんか。

やる以上は、大成功を収めたいと思っています。それは、人生も福引も同じ。どちらにも共通して言えるのは、やらなければ結果が出ないこと。

人生では、行動しない限り成功を収めることはできません。同じように、福引もガラガラを回さなければ、1等を獲得するのは不可能。どちらもやってみて初めて、求めているものが手に入ります。

行動したからと言って、「成功する」という保証はゼロ。どんなに頑張っても成功するとは限らないし、ときには求めていない結果が出ることもあり得ます。

福引にしても、ガラガラを回したとしても、1等が出る確率はかなり低いです。そのほとんどははずれですが、たまに2等とか3等が出ることもあります。

それは求めていたものとは違うものですが、手に入れたときにそんなに悪い気はしません。少なくとも5等とか7等よりは満足度は高いです。

何が出るか分からない福引と同じように、人生においては行動したとしても「エッ、これ?」とビックリするような結果になることがあるものです。それは、一種のハプニング。
満更悪いものでもありません。

予想していなかった結果を快く受け入れられるようになると、人生が楽しくなってきます。「何が出るのだろう?」と、半ば期待して回す福引のガラガラのように――。