2022.7.12.

意識してコンディションを整える、、、

 自分自身のコンディションをきちんと整えること――。多くの人は「できている」とか「やっている」という自覚があるようですが、案外そうでもありません。そのほとんどは、「できているつもり」「やっているつもり」の人です。

 コンディションと言うと、なぜか肉体的なことばかりに関心が向きがちです。短絡的に「運動をしたほうがいいな」と考えて、ジョギングやウォーキング、あるいはヨガやエアロビクスなどを定期的にするようになりますが、それだけで「コンディションが整う」と思うのであれば、早計すぎます。それは、もう1つのコンディションを置き去りにしています。

 コンディションには、肉体的なものと精神的なものの2つがあります。多くの人は肉体的なコンディションを熱心に整えようとするものの、もう一方には気づかずにいます。精神的なことは、コンディションには「含まれない」と思っているようです。

 当たり前ですが、精神的なコンディションが整っていなければ、いくら肉体だけを鍛えても、「健康」とは言えません。そればかりか、肉体的なコンディションを整えることも難しくなります。

 精神的なコンディションは、明るく前向きにものごとに取り組み、悩みや不安が少ない状態にあること(ゼロになるのが理想ですが、さすがに難しいので少なければ大丈夫です)。精神的なコンディションが整っていないと、眠れなかったり食欲不振になったりするので、結果として肉体的にもかなりの支障が生じてしまいます。

これでは肉体を一生懸命鍛えたとしても、効果は薄くなります。効果が薄いからと言って、さらに強化しようとすると、今度は肉体を酷使してしまいます。肉体的なコンディションもおかしくなって、本末転倒です。

 精神的なコンディションは感性を磨いたり教養を深めたり、親しい人とコミュニケーションしたりすることで整います。肉体を鍛えるのと同じくらいか、それ以上の時間を割くようにします。こちらを意識してやっている人は、少ないです。

肉体的なコンディション。精神的なコンディション。両方が揃って始めて、コンディションが整うことになります。

コンディションは意識しなければ、整うことはありません。このことは、間違いなく言えます。

(朝の独り言)
今日は、安倍元総理の告別式で、各テレビ局、海外マスコミもその報道をしていました。司会者やコメンテーターは 涙ぐむ場面もあり、安倍さんの人間性の素晴らしさを感じられる一面でした。喪主を務めた昭恵夫人の話を聞きますと、何とも言えない悲しい気持ちになります。突然の大切な人との別れは、なによりも辛いものだと思います。
さて、今日はフォレスト出版から 企画が通りました と連絡がありました。私がデビューした出版社ですから、本当に嬉しいです。こうして 長きに亘り たくさんの出版をさせてもらえることに、感謝の気持ちでいっぱいです。