2021.10.18.

愛着を感じるほどやってみる、、、

「これからこれをやらなければならないのか」……

仕事でも勉強でもスポーツでも、やろうとする作業や練習、トレーニングを前にして、こんなふうに思ってしまうのは、単純に「やりたくない」からです。「はぁ……」と溜息をついたり、グズグズしたりしていると、上司や教師、コーチから「いいからサッサとやれ」と言われるのが、オチです。

やりたくないから、カラダが素直に拒否反応を示しています。そんな態度を隠さないでいると、「やる気がない」と思われて、かえってソンをしてしまいます。

そうした作業や練習、トレーニングを「やりたくない」のは、「意味や効果があるのかな?」と疑問に思っているから。「決まりだから」「長年やっているから」「代々続いているから」という根拠がハッキリしないで続いているものは、たくさんあります。

「やりたくない」と思っている人も、別に仕事や勉強、スポーツが嫌いなわけでも、やりたくないわけでもありません。これからやろうとする作業や練習、トレーニングをなるべくカンタンに済ませたいと思っているだけです。

こういう人は、自分では「合理的な考え」の持ち主だと思っていますが、違います。たんに非合理的な人にすぎません。仕事や勉強、スポーツにとって、作業も練習もトレーニングも必要不可欠。それは、重要なプロセスの一部です。

「やらないと、なんか調子が出ない」「やらないと、まったく仕事(勉強/スポーツ)をした気がしない」……

そういう側面が、少なからずあります。意味や効果がないように見えて、実は「やりたくない人にはうかがいしれない、大きな存在意義があります。
作業も練習もトレーニングも、一種のアクセル。それをすることで調子が出てきます。このようにリズムやテンポが生まれてことが、やったほうがいい理由の1つ。

もう1つは、愛着を感じているから。なかなか結果につながらないとしても、やっていると不思議に愛着を持つようになります。

やっているうちに、それが仕事や生活の一部にさえなっています。コンプライアンス的に問題がなければ、よほど生産性を下げない限り、やり続けたとしても目くじらを立てるほどのことではありません。

愛着を持てれば、どんなことでも続けられるものです。逆に言うと、愛着を持てるようにならなければ、いつまで経ってもイヤイヤ続けることになります。

(朝の独り言⭐️)
本当に北海道は寒くなりました。床暖房を含め、全ての暖房を付けました。これで、来年春までは暖房を切ること無い生活になります。今朝、Facebook live「めざチア」で、鈴木実歩さんが私の新刊を紹介してくれましたところ、多くの反響がありました。来週月曜日の朝8時からの「めざチア」では、リアルに鈴木実歩さんとオンラインLiveします。本の話になりますが、書かれていないさらなる私の実体験と、それを含めたお金の使い方、循環についてお話ししたく思っていますので、可能な方はぜひ拝聴下さい。