何かを長期的かつ安定的にしていこうと思うのなら、必ずしなければならないことがあります。それが何かと言うと、「メンテナンス」です。
メンテナンスとは、維持・管理。腑に落ちる言い方をすれば、「手入れ」です。
これのある・なしは、成否に直結します。もちろん、手入れをきちんとするほうがうまくいくようになります。
怠ってしまえば、いっときはうまくいったとしても、いずれじり貧になっていきます。
メンテナンスに必要なのは、1にも2にも思い入れ。
こうしたものが根底にあると、どんなに忙しくてもきちんと手入れするようになります。またその時間をしっかり確保します。
忙しいことを理由にしてメンテナンスを怠るのは、思い入れがない証拠。もともと「長く続けよう」とか「安定させよう」という気がサラサラありません。
うまくいかないのは、ある意味で自業自得です。
メンテナンスと言うと、建物や道具とか機械を連想する人が多いですが、それらに限ることもありません(それらのメンテナンスは必要です)。それよりももっときちんと手入れしなければならない存在を押さえておくべきです。
それは、自分自身。自分という大事な存在こそメンテナンスしなければなりません。
逆説的ですが、自分自身をメンテナンスする人は、建物や道具、機械など、あらゆることを手入れします。忙しくても、時間をつくって、いろいろと手入れします。
その人は、メンテナンスの重要性を認識しています。「99%は手入れで決まる」と知っているから、決して怠ることがありません。
あなたは、今日、メンテナンスをしましたか。自分自身の手入れを怠りませんでしたか?