「契約を取ったぞ」「プレゼンで企画が採用された」……
このように目覚ましい成果があったとしたら、素晴らしいことです。仕事帰りに祝杯を挙げる人もいるかもしれません。
「契約が取れなかった」「プレゼンしたのに企画をボツにされた」……
このように目ぼしい成果がなかったとしたら、残念無念です。仕事帰りにヤケ酒をあおる人もいるかもしれません。
目的を達成したときに得られるもの――。往々にして成果とはそのように思われがちですが、それは表面的な見方です。
やるからには目覚ましい成果を出したい――。それは、誰でも同じです。
ただし、いつも目覚ましい成果が出るものではありません。むしろ出ないほうが多いものです。
成果とは、もっとシンプルなものです。それは、自分が持っている力をすべて出すことです。
もし持っている力をすべて出さずに契約が取れた、あるいはプレゼンで企画が採用されたとしても、成果を得たとは言えません。
それは、「たまたまうまくいった」だけです。次回の商談やプレゼンでは、おそらく持っている力をすべて出さずにラクをしようとしますから、うまくいかなくなります。
反対に、持っている力をすべて出したにもかかわらず、契約が取れなかった、あるいはプレゼンで企画が採用されなかったとしても、十分な成果を得ています。
今回はうまくいきませんでしたが、確実に成長しています。次回とか次々回の商談やプレゼンで、持っている力をすべて出すようにすれば、きっと目覚ましい成果を挙げられるはずです。
持っている力をすべて出すようにすれば、誰もが毎日なんらかの成果を得ることができます。それは、目には見えないものです。
とは言え、毎日続けていれば、あるとき目覚ましい成果を挙げられるようになります。それは、目に見えない成果の集大成と言うべきものです。
あなたは今日、持っている力をすべて出しましたか。目に見えない成果を得ることができましたか?
(朝の独り言⭐️)
今日は、一日中手術日でした。朝から難しい手術でしたが、無事に5症例全てを終えることが出来ました。
好きな仕事は、意外に疲れないものです。疲れるのは、好きな仕事でないのかもしれませんよ^_^