進学する。就職/転職する。職場が変わる。役職に就く……。人生には節目というものが必ずあって、その度に自分自身の置かれる環境がガラリと変わります。
そのことがいいほうに出るのか、それともよくないほうに向かってしまうのかは、変わる時点では分かりません。大げさに言えば、「神のみぞ知る」ということになります。
自分自身が慣れていた環境が大きく変わるのは、確かにストレスです。これまでの一切合財が通用しない恐れがあります。その意味では不安も心配も募ります。
うまくいかないことがたくさんあるとしても、それ以上にいいことが起こる可能性は十分にあり得ます。まずは変わることに必要以上にナーバスになるのをやめにします。
変わるのを恐れるのは、不安や心配の表れではありますが、同時に自分自身を信用も信頼もしていない証拠。それは、悲しむべきことです。
なぜ変わることに抵抗してしまうのかと言うと、惰性や安直さが声を上げているからです。惰性や安直さは、頑張ったのに成果を出せないときに、「それほど頑張ることもないよ」と、自分自身をなぐさめてくれます。
ときにそういうことがあってもいいですが、それが高じると、ぬるま湯に浸かることに快感を覚えて、変わることを拒否するようになります。
成長ではなく停滞への道に誘導していることに、多くの人は気づかずにいます。
覚えていてほしいのですが、人は誰もが自分自身が思っている以上に変化適応力を持っています。変化とは、「新しい自分に生まれ変わる」ことです。
自分自身の中に惰性や安直さがある一方で、新しいことへの期待や喜びがあるのも事実。
そう、変わるのは、自分自身の中にある惰性や安直さを一掃させるチャンス。ある意味では、不安や心配が顔を出すのは、惰性や安直さを求める自分自身が抵抗しているからでもあります。
変わるのは、新しくなろうとする自分と、惰性や安直さを求める自分の闘い。どちらが優勢になるかによって、変わることに踏み出したり、反対に抵抗したりするようになるとも言えます。
環境の変化によって、その都度、新しくなろうとする自分と、惰性や安直さを求める自分の闘いが起こります。
どちらの自分が勝つのかは、自分自身がどれだけ変わることを楽しめるかによって決まります。あなたの場合、どちらが優勢になるかは分かりません。
それでも、あなた自身が「新しい自分になろう」とする気持ちで満たされることを祈っています。
(朝の独り言☆)
KADOKAWA出版と新しいプロジェクトが始まります。今、色々とミーティングをして企画方向など検討しています。
今回は、数回のセミナーと書籍出版を考えています。テーマの方向性は、「潜在意識」と思っており、編集担当者は 雑誌記事など かなり長くして頂いていた方です。新たな切り口からの潜在意識を 多くの方にお伝えできる機会ですので 、大変楽しみです。
またスケジュールが決まりましたら、お知らせ致します。シークレットセミナー開催になりますので、かなり少人数制限で行うことになるかと思います。楽しみにしていて下さい。