あなたには、「やりたいこと」があります。それは、一朝一夕には実現できないこと。そうであればなおさら、すぐにでも始めるべきです。
今日では遅すぎます。もっと早く、今この瞬間からスタートしなければなりません。
あなたのそのやりたいことは、実現するまでにどれくらいの年月がかかるのでしょうか。3年、5年、10年……。あるいは30年とか50年かかってしまうのかもしれません。
「『今すぐ』って言われても……」
あなたの困惑する表情が、目に浮かびます。もしかしたら、仕事の最中だったり、何かの問題に対処したりしていて、それどころではないのかもしれません。
それらを放置してまで「やるべきだ」とは言わないですが、1秒でも早くやるほうがいいに決まっています。実際問題、残された時間は少ないです。こう言うと、今度は「脅しすぎだ」と思うでしょうか。
あなたのやりたいことがすぐに実現してしまうものなら、たとえば、1週間や10日程度でできてしまうのなら、別にとやかく言いません。1年後でも5年後でも、それこそ10年後に始めても、実現できるはずです。
あなたが本当にやりたいことは、そういうものとは異なります。時間がかかるうえに困難さを伴います。
「おいそれ」とは始められない気持ちも、十二分に理解できます。
あなたの中には、「ヒト・モノ・カネなどが揃わなければ、やってみたところでいずれ頓挫する」という懸念があるのでしょうか。それゆえに始められないとしたら、とても残念なことです。
時間がかかるからこそ、今この瞬間から始めるしかないではありませんか。早く始めれば、それだけ早く実現にこぎ着けられます。
始めるのが遅ければ遅いほど、実現が後ろ倒しになります。ひょっとすると、生きている間に日の目を見ることもないかもしれません。
そんなことになっても、あなたは耐えられるのでしょうか。
一刻も早く始めるのは、有限な時間を有効活用したいから。今この瞬間から始めれば、残りの時間を最大限活用できます。
当然のことながら、遅くなればなるほど、使える時間が少なくっていきます。これは、始めるのが何歳であっても言えることです。