2020.4.19.

曲がり角を進んでみる、、、

人生とは、曲がり角の連続――。そう言っても、過言ではありません。
どこにいくつあるのか。またいつそこにたどり着くのか。事前には、それらがまったく分かりません。
進んでいるうちに、ある日突然、差しかかる――。それが、誰にとっても人生の曲がり角です。
曲がるも曲がらないのも、自由。それは、自分自身が決めることです。
曲がった先に何があるのかも、同じようにまったく分かりません。曲がってみたら、出会い頭で誰かとぶつかってしまうこともあるし、1人もすれ違わないで終わることもあり得ます。
曲がってしばらくしたら、欲しかったものに巡り合って、手に入れることもあるかもしれません。ずっと手持ち無沙汰で進むことも、なきにしもあらず。
反対に、何があるか分からずに不安を感じて、曲がらないという選択をする人もいます。その場合、大きく2つに分かれます。
1つは、来た道を引き返す。曲がり角を嫌って、引き返してもっと安全な道を探して、そこを進もうとします。
もう1つは、安全を確認するまで、ひたすら待つ。逆方向から曲がってきた人に、どうなっているのか、何があるのかを聞き出します。
相手の話を聞いて、「安全だ」と納得できたら、角を曲がろうとします。納得できなければ、次の人が来るまで、待ちます。
人生には、いくつも曲がり角があるのに、対応は人それぞれ。時期や場所、コンディションによっても、その対応は変わりそうです。
1つだけ言えることがあるとすれば、角を曲がったとしても、いくらでも引き返せること。1度曲がったら、その道をずっと突き進まなければならないものでもありません。
曲がってみて、「これは違うな」と感じたら、引き返すのは、アリです。愚直に進むのがベストということでもないです。
曲がり角に差しかかったら、とりあえず進んでみる――。そうすれば、何があるのか分からない人生という道を進むのを楽しめるようになります。