「目標に向かって一生懸命頑張っているのに、このままでは難しそうだ……」
そんな状況に追い込まれることは、誰にでもあるものです。そこから目標達成に向けてさらに頑張るのか、それとも難しそうだからあきらめてしまうのか……。それは、やっている本人が決めることです。
もし頑張って厳しい状況を克服して目標を達成できたとすれば、素晴らしいことです。1つの壁を乗り越えたということですから、その人は次の目標達成に向けて、さらに力強く踏み出せるようになります。
反対に、一生懸命頑張ったにもかかわらず目標も達成できなかったとしても、それはそれで仕方ないことです。本人に、やる気や能力がなかったわけではありません。
頑張っても、結果が出ないときはあります。未達に終わったということは、課題を次に持ち越すということ。
次こそその課題をクリアできれば、壁を乗り越えたことになります。そのとき未達に終わった悔しさも解消できます。
結果が出る/出ないにかかわらず、最後まで一生懸命やってきたことは、決してムダになることはありません。「ここまでやれるんだ」「頑張ればできるんだ」という自信になります。それは、トコトンやってきから。
もし一生懸命やることなく、なんとなくやって目標を達成できてしまったとしたら、どんなに素晴らしい結果を出したとしても、自信がつくこともありません。本人もそれがフロックであることはよく分かっています。
自分自身に自信がないので、次に何かやるとしても疑心暗鬼になって、頑張ることができなくなります。目標達成が厳しいからと言って、早々にあきらめてしまう人も同じです。
結局のところ、結果が出る/出ないにかかわらず、最後まで一生懸命頑張ることでしか実力も自信もつきません。
一生懸命頑張っている人は、当面の目標をクリアできない場合でも、次の機会にはクリアできるようになります。それは、着実に自信も実力もつけているから。
最後まで一生懸命頑張る人だけが、目標を達成できます。あなたもきっとその1人に違いありません。