いつ終わりが来るか分からない――。それが、人生です。
自分の人生の終わりは、1年後かもしれないし、20年後、30年後かもしれません。不安と隣り合わせではありますが、終わりが分からないからこそ、いつでも全力を出して突き進んでいくしかないのです。
「どうせいつか終わる」
そんなふうに虚無的に生きていたら、全力を出すことをためらうになります。それはそれで本人の自由ですが、間違いなく言えるのは、そういう生き方をしても人生が充実することがないことです。
「最初からいつ終わるか分かっていたほうが計画的に生きられる」
その気持ちは、分からないでもないし、完璧な人生計画を立てることはできます。計画どおりに行動すれば、満足がいく人生を送ることができるかもしれません。
その代わり、大きな落とし穴があります。それは、達成可能なことしかしなくなることです。たとえば、人生が60年と決まっているとしたら、その範囲内で確実に「できること」だけをするようになります。やり残しや未達がないように、できることだけをする。達成率は100%になりますが、それで人生が充実するかどうかはまた別の話です。
可能なことしかやらなくなると、本当はやりたいことがほかにあるのに、「それはできそうもない」と却下して、できることだけやろうとしてしまいます。それも、本人の自由です。ただし、満足はするかもしれませんが、後悔が残る人生になりかねません。
逆説的ですが、いつ終わるか分からないからこそ、本当にやりたいことをやるようになるし、不可能と思えることにも挑戦するようになります。やりたいことをトコトンやって、不可能なことでもあきらめずに続ける。そういう一種の無謀は、自分の人生がいつ終わるか分からないからこそできることです。
やりたいこと、不可能に思えることに取り組んでも、それがいつ達成できるかという保証はどこにもありません。生きている間に実現できないで終わる可能性は、絶えずつきまといます。それでも達成できると信じて、全力で取り組むしかありません。「生きている間にできそうもないから」などと考えていては、達成できるかもしれないものも未達で終わってしまいます。
いつ終わるか分からないからこそ、自分を信じて本当にやりたいこと、不可能に見えることにも取り組むようになります。たとえ達成できないで終わったとしても、全力で取り組む以外にありません。
それしか達成する方法はないのですから……。もしかしたら、自分の最期が分からないのは、充実した人生を送るための神様のお導きかもしれません。
(朝の独り言☆)
今日は、朝から診療でした。診療の合間は、北海道新聞社の取材、大阪の方からの治療相談など、昼休みなしでの診療です。
5月は、井内由佳さん、北原照久さん、6月には、本田健さん、堀江信宏さんと対談講演を行います。詳しくは、後日ご紹介します。
今、努力の選択のDVDが販売されています。先行発売価格ですので、是非、ご購入をお勧めします。http://www.forestpub.co.jp/lc/effort/
「また、PHP45の習慣9万7千部になりました、次の増刷で10万部になりそう
です」「どうせいつか終わる」
そんなふうに虚無的に生きていたら、全力を出すことをためらうになります。それはそれで本人の自由ですが、間違いなく言えるのは、そういう生き方をしても人生が充実することがないことです。
「最初からいつ終わるか分かっていたほうが計画的に生きられる」
その気持ちは、分からないでもないし、完璧な人生計画を立てることはできます。計画どおりに行動すれば、満足がいく人生を送ることができるかもしれません。
その代わり、大きな落とし穴があります。それは、達成可能なことしかしなくなることです。たとえば、人生が60年と決まっているとしたら、その範囲内で確実に「できること」だけをするようになります。やり残しや未達がないように、できることだけをする。達成率は100%になりますが、それで人生が充実するかどうかはまた別の話です。
可能なことしかやらなくなると、本当はやりたいことがほかにあるのに、「それはできそうもない」と却下して、できることだけやろうとしてしまいます。それも、本人の自由です。ただし、満足はするかもしれませんが、後悔が残る人生になりかねません。
逆説的ですが、いつ終わるか分からないからこそ、本当にやりたいことをやるようになるし、不可能と思えることにも挑戦するようになります。やりたいことをトコトンやって、不可能なことでもあきらめずに続ける。そういう一種の無謀は、自分の人生がいつ終わるか分からないからこそできることです。
やりたいこと、不可能に思えることに取り組んでも、それがいつ達成できるかという保証はどこにもありません。生きている間に実現できないで終わる可能性は、絶えずつきまといます。それでも達成できると信じて、全力で取り組むしかありません。「生きている間にできそうもないから」などと考えていては、達成できるかもしれないものも未達で終わってしまいます。
いつ終わるか分からないからこそ、自分を信じて本当にやりたいこと、不可能に見えることにも取り組むようになります。たとえ達成できないで終わったとしても、全力で取り組む以外にありません。
それしか達成する方法はないのですから……。もしかしたら、自分の最期が分からないのは、充実した人生を送るための神様のお導きかもしれません。
(朝の独り言☆)
今日は、朝から診療でした。診療の合間は、北海道新聞社の取材、大阪の方からの治療相談など、昼休みなしでの診療です。
5月は、井内由佳さん、北原照久さん、6月には、本田健さん、堀江信宏さんと対談講演を行います。詳しくは、後日ご紹介します。
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「また、PHP45の習慣9万7千部になりました、次の増刷で10万部になりそう
です」