今いるAから目的地のBへ向かおうとするとき、どこを通ってどのように行くかによって、その所要時間は大きく変わってきます。ルートと手段が違えば、倍以上の時間がかかることもあり得ます。
多くの人は、最短時間で移動しようとします。あなたもその1人かもしれません。「ゆっくり行けばいい」なんて考えるのは、少数派でしょうか。少なくともいつもそれがベストな選択ではないことは、アタマの片隅にでも入れておいたほうがいいです。
「最短時間で移動しよう」と考えるのは、自由です。ただし、忙しいから「移動の時間を少なくしたい」という気持ちは、自分本位。
「そんなことはないですよ、移動のロスを少なくするのがなぜよくないのですか?」
最短時間で移動するのは時間を効率的に使うことですから、このように反論する人がたくさん出てます。
見逃しがちですが、公共の交通機関も道路も、自分1人のためにあるわけではないです。それらは、利用者すべてが平等に利用するためにあります。
「最短時間で移動しよう」とするのは、その利用者すべてが平等に与えられている公共インフラを自分優先で使おうとするもの。
自分のスケジュールを優先するあまり、ほかの人にしわ寄せがいったり、ムリさせたりする危険性があります。
気づいている人は少ないですが、「より少ない時間で移動できればいい」という自分都合の考え方にほかなりません。
自分自身も走ったり急いだりして、ムリをせざるを得ない場面も出てきます。最短時間で移動するのは、全面的にOKとは言えません。
どうしても移動の時間を少なくしたいのであれば、解決策は「ある」にはあります。それは、人が利用しない時間にすること。
早朝や午後早めといった多くの人が利用しない時間帯に移動すれば、ほかの人に気兼ねすることなく公共インフラを利用できます。利用者自体が少ないですから、独り占めすることもできるし、結果としてムリすることなく早くたどり着けます。
最短時間で移動するのは、人を押しのけていくことにつながりやすく、あまりにも自分本位です。それよりは「余裕を持って移動する」と考えるべきです。
そうすると、早め早めに動くことになり、結果としてかなり少ない時間で移動できるようになります。
しかも誰にもムリを強いることがないので、スムーズかつ安心して目的地にたどり着けます。なおかつ節約できた時間を有効活用できます。
(朝の独り言⭐️)
今週土曜日、いよいよTSUTAYA田町、渋谷イベントです。限られた人数にはなりますが、是非直接会いに来てくれたら嬉しく思います。実は、TSUTAYAさんとは来年に向けても色々な取り組みを話し合っています。もしコロナが落ち着くようなら、中国や台湾などにあるTSUTAYAでのイベントも視野に入れて話し合いを進めています。実際に私の話を聞きますと、お金は循環させるという意味が深く理解できると思います。お待ちしていますね!