2017.12.2.

様子見をする人は、リスクをとっていない、、、

「今ムリに決めなくてもいい」「そんなに慌てることもないよ」「まだなんとも言えないなぁ」……

やるのか、やらないのか。Aにするのか、Bにするのか。状況がハッキリしないと、なかなか決断できないものです。

 こういうタイプは、慎重と言うより、事態がどうなるか「様子見」をしています。「これだ」「こっちだ」という確信が得られなければ、決断したくないのです。もしかしたら、あなたもその1人かもしれません。

様子見をするのは、悪いことではないです。特に地位が高くなると、様子見をすることが増えていきます。やはりリスクがあると、決断しにくくなります。

様子見とは、先送りとは異なります。事態がハッキリすれば、すぐにでも決断します。その意味では、リーチがかかっている状態です。

リスクをとれるのであれば、すぐにでも「やる/やらない」「AかBか」を決断します。リスクをとる場合、失敗することもあり得ますが、早い分だけリターンが大きくなる可能性もあります。

このタイプは、火中の栗を拾います。自分が傷を負ってでもリターンを得ようとします。

様子見をするのは、リスクをとりたくない人です。つまり、失敗したくない人です。

漁夫の利を得ようとしていますが、そのリターンが大きいか小さいかは手に入れるまで分かりません。もっとも、確実に手に入れることが重要ですから、本人にとってはリターンが小さくても問題はナシです。

とは言え、様子見を続けていても、いつまでも漁夫の利が得られるとは限りません。リスクをとって決断する人にリターンを持っていかれれば、何も得られなくなります。

様子見をしても、毎回成功するものではありません。

従って、いつも様子見をするのではなく、何回かに1回はリスクをとって早めに決断していくようにします。最初からうまくいくわけではありませんが、慣れてくれば、リターンも少しずつ大きくなってきます。

リスクをとるようになったあなたは、もう様子見をする人ではありません。火中の栗を拾う決断ができる人になっています。

(朝の独り言⭐️
今年は残すところ1カ月です。スケジュールがびっしりです。スケジュールをどこかで一日お願いしますと言われても、本当に隙間がありません。年末まで、本気で走り抜けます。