2017.4.22.

横並び主義の人は、自分の成長を抑圧している、、、

「ほかと一緒でいい」「うちも合わせておこう」「自分だけ多いと体裁が悪い」……

よくも悪くも、同調圧力が強い日本では、ほかの人と足並みを揃えようとする傾向があります。いわゆる「横並び」です。もしかしたら、あなたもその1人かもしれません。

 横並びは、何も悪いことではありません。余分な神経を使わなくていいし、白い目で見られることもなくなります。何よりラクだし、安心できます。

もっとも、いいことでもありません。ラクなのは、必ず反動や代償があるということです。

横並びとは、差をつけない(差がつかない)ことです。それは、1人だけ背が高いのに、「目立つのがイヤだから」と、ひざを曲げたり腰をかがんだりして、ほかの人と同じくらいに見せようとすることです。

ひざを曲げたり腰をかがんだりするのは、自分のカラダに負担をかけることです。そう、ムリをすることです。ムリしてまで、横並びにする必要はありません。

周りと合わせる、あるいは同調圧力があるから、横並びをするのは好ましいことではないです。それは、自分の成長を止めることです。

あなたには、自分だけのよさがあります。人に伝えるべき魅力もあります。

それらを捨ててまで、周りに合わせることはありません。そのよさや魅力をトコトン伸ばしていけばいいだけです。

そもそも同調圧力があるのは、どんぐりの背比べ状態のときです。周りと大差がない状態だから、ちょっとでも抜け出そうな人がいると、足を引っ張ろうとします。周りの人全員が、どんぐりの背比べを維持しようとします。

ところが、そこからグーンと突き抜けてしまえば、もはや足を引っ張ることもできなくなります。足を引っ張ろうとすれば、逆に自分たちが弾き出されてしまいます。足を引っ張れないくらいに成長してしまえば、同調圧力などなくなります。

横並びをすることは、協調でも調和でもなく、たんなる停滞です。そのことに気づけば、自ずととるべき態度は決まってきます。

ムリに周りに合わせなくなったあなたは、もう横並びをする人ではありません。突き抜けるくらい成長する人になっています。

(朝の独り言☆)
今晩は、関根教授、高橋先生、福岡歯科大学6年生と会食をしました。凄く真面目な学生で、来年は島根大学医学部口腔外科に入局するということです。将来、とても楽しみです。