2022.2.14.

毎日、「おめでとう」と言う、、、

「お疲れさま。今日もよく頑張ったね」……

仕事や勉強を終えた人に向かって、こんなふうに労いの言葉をかけるのは、日常茶飯事。言われて悪い気はしないですが、ただの挨拶となり果てているのは否めません。

実は、仕事や勉強を終えた人にかける、いい言葉がほかにあります。相手を労いつつも、さらにやる気をアップさせることは、間違いナシ。それが何かと言うと、「おめでとう」です。

特に疲労困憊になっている人にこの言葉をかけると、効果てきめん。

こんなことを言うと、「ふざけているのですか?」と批判めいた口調で迫ってくる人もたくさんいそうです。冗談でもなんでもなく、真剣に言っています。

「おめでとう」を仕事や勉強を終えた人に言うことに抵抗がある人は、この言葉を半分しか理解していません。「祝福」だけでないのが、この言葉の持つ奥深さです。

結婚した人や試験に合格した人、仕事で大きな成果を出した人や出世した人……。一般的にはこういううれしいことがあった人にかけるのが、「おめでとう」です。

うれしいことがあったときに「おめでとう」と言われると、気分がよくなります。それは、声をかけるほうも同じ。

言うほう、言われるほうの両方の気分がよくなるのが「おめでとう」です。もっとも、「契約を取った」とか「100点を取った」といった、うれしいことがないときにも「言ってはいけない」という決まりはありません。

そもそも1日のノルマや任務をソツなくこなすのは、とてもスゴイことです。お祝いしてもおかしなことではありません。

ただ本人が「別に契約を取った(100点を取った)わけではないし」と、そのスゴさに気づかずにいるだけ。その意味で、「スゴイことをやっている」ことに気づかせるためにも、「おめでとう」と言うべきです。

1日のやるべきことをきちんと成し遂げたのですから、そう言われる価値はあります。

おそらく本人に「おめでとう」と声をかけたら、ビックリします。「祝福されることなんてしていないよ」と反論するかもしれません。そのときはこう言ってみます。

「今日1日頑張ったんだから、おめでたいよ」

そんなふうに声をかけられたら、気分がよくなるに決まっています。自分が1日やり遂げたことの価値に気づいて、翌日へのやる気がみなぎってきます。

「おめでとう」は、「お疲れさま」よりも気分がよくなる、労いとやる気をアップさせる言葉。誰もが毎日使いたい、そしてかけられたい言葉です。

(朝の独り言⭐️)
昨年12月のドーピング違反が判明した北京五輪フィギュアスケート女子のカミラ・ワリエワ選手の個人戦出場が認められたそうです。
色々と理由は書かれていますが、世間の意見が多々あるのは仕方ないことです。ただ、今回のドーピングの問題を決して曖昧にすることなく、スポーツ界にはしっかりとした改善を期待します。ワリエワ選手にとり、色々と精神的ダメージもあるでしょうし、仮に金メダルを取ってもずっと言われるかもしれません。しかし、この現実を受け入れ、さらに輝く人生にして欲しいと思います。
明日は、一日中手術になります。安心安全に行いたく思います。