友人や職場の同僚に「あそこに行こう」「一緒にやらない？」と誘われたときーー。こんなふうに答える人が、少なからずいます。
「うーん、気が向いたら行く(行きます)」
あなたは、こんなふうに言ったことがありますか。そうでないことを願っています。
改めて言うまでもないですが、これはとても失礼な発言です。相手に対する敬意と配慮を著しく欠いています。本人には、その自覚はまったくありませんが……。
そもそも「気分次第で行動することが許される」と思っていること自体が、とんだカン違いです。それはさておき、そう答える時点で「気が向いていない」ことは明白です。もし気が向いているのなら、その場でイエスと即答します。
似たような言葉に「行けたら行く」があります。これは、忙しい人にありがちな答えです。
本人にすれば、「都合がついたら行く」という前向きな発言をしているつもりですが、行けない言い訳を事前にしているだけです。本当に行きたければ、ムリやりにでも都合をつけるものです。
「気が向いたら行く」「行けたら行く」は、都合のいい言葉です。最初からノーを言うと相手の心証を害するから、それを回避しようとして、そう発言しています。返事をあいまいにすることで、相手に期待を持たせようとしていますから、まったくの自己保身です。自分本位にほかなりません。
逆の立場になれば分かりますが、こういうあいまいな返事がいちばん迷惑です。参加、不参加両方の準備をしなければなりませんから……。
気分次第で何かをするのは、いいことではありません。それは、自分自身が気分に左右されることです。
本来、気分は自分で選ぶことができるし、つくることもできます。気が向かなかったら、向くようにするのはいくらでもできます。自分自身が気分をコントロールすれば、それは可能です。
その努力もしないで、気分次第で行動しようとしたら、自分自身が飲み込まれてしまいます。自分自身が気分にコントロールされることになってしまいます。気分次第で行動している人には、その自覚も懸念もありません。
（朝の独り言☆）
今日は、朝から雨です。お天気が良くないですね。関東は、大型台風が明日上陸するとか・・・。心配です。今晩は、診療終了後に潜在意識プログラム動画を観てコメントしてくださっている方に対して、音声収録を行います。楽しみにしていてください。まだ、無料動画申込みされていない方は、とてもよい内容です。登録してください。溝口スクールのスタッフが、昨日の写真を送ってくれました。あなたは、こんなふうに言ったことがありますか。そうでないことを願っています。
