何かを成し遂げていくために必要なものは、たくさんあります。
キャリアや能力、経験はある程度なければなりませんが、不思議なことにまったくのゼロだったとしても、うまくいくことがあります。
「ないと、絶対にうまくいかない」というものを1つ挙げるとすれば、「気力」が当てはまります。何をするのであれ、気力がなければ、いくらキャリアや能力、経験があっても、最後の最後のところで頓挫しかねません。
逆に言えば、キャリアや能力、経験がまったくなくても、気力さえあれば、なんとかなることもあり得ます。
まとめて言うと、気力を持ったキャリアや能力、経験がある人は、ものごとを成功させることができます。その次にうまくいくのが、キャリアや能力、経験はないけれど、気力がある人です。
続いて、キャリアや能力、経験はあるのに、気力がない人。何をやってもうまくいかないのが、気力もキャリアも能力も経験もない人です。
気力が何かを分かっている人は、案外少ないものです。特にキャリアや能力、経験を持っている人は軽視しがちです。こういう人は、いつもいいところまではいくのに、最後にトンビに油揚げをさらわれてしまいます。
気力とは、「困難をものともしない強い精神力」です。それは、カラダの内側から自分でつくるものですが、意外と早く消耗してしまいます。
なぜなら体力と表裏一体だからです。むしろ体力の一部と考えたほうが理解しやすいです。その意味では、気力が枯渇してしまうのは、体力がなくなったときだと言えます。
キャリアや能力、経験はあるのに、気力だけがない人が、最後の最後でうまくいかないのは、体力不足のせいです。
こういう人はアタマでっかちで、考えたとおりにやればうまくいくと思っていますが、自分の体力が続く限界まで考慮していないから、いつも最後でつまずいてしまいます。
ものごとを成し遂げようというときに、最後の最後に必要になるのは「気力」です。気力があるから、胸突き八丁を過ぎても、いい決断をして、最終的にものごとを成し遂げることができます。
最後は気力がある人が、勝ちます。いつでもどこでもどんなときでも、気力を養っていたいものです。
(朝の独り言⭐️)
来年は、55歳、著者10年、開業23年になります!一年が本当に早いと感じます。来年は、さらに大きな成果を出す一年にします!今年もあと僅か!しっかりやり切りたく思います。