2019.10.4.

決断は早いほうがいい、、、

やるか、やらないか。やるとしても、何から始めるか。あるいはどのようにやったほうがいいのか……。

決断しなければならない局面に差しかかったときに、今後の行動についてあれこれ考えてしまうのは、よくあることです。

考えれば考えるほどいいアイデアやプランが出るとは限りませんが、それでも失敗したくないから、納得した結論を出そうとして、必要以上に時間をかけて考えてしまいがちです。

その気持ちは分からないでもないですが、ハッキリ言ってムダです。

「下手な考え休むに似たり」と言ったら、口が悪すぎるでしょうか。
やる/やらない。あるいは何をどのようにするか。その決断は1秒でできます。

「そんなのはムリです」「それは無謀です」……

あなたの悲鳴にも近い声が聞こえてきそうですが、「できます」とキッパリ言います。ムリとか無謀とか感じするとしたら、それは、あなたがやったことがないから……。

決断は、早ければ早いほどいいものです。結論が「やる/やらない」のどちらであっても、次の行動に素早く移れます。

やると決めたら、ともかく思いついた方法で始めていきます。せっかくやると決めたのに、「どのようにやろうか」「どこから始めようか」と考えるのは残念すぎます。

やっているうちに、何をどうすればいいかが見えてきます。それが分かれば、あとは続けていくだけです。

またやっているうちにうまくいかなくなったとしても、早めに決断して行動すれば、リカバリーは可能。早く動けば、大幅な軌道修正をする余地も生まれます。

うまくいかなくて撤退したほうがいいなら、それもやむを得ません。早めに決断したおかげで、傷も浅くて済みます。この場合は、不幸中の幸いとなるでしょうか。

一方、やらないという結論を出したのなら、それ以外の行動にすぐさま移ります。そうすれば、こちらも時間をムダにせずに済みます。

あれこれ考えるのは悪いわけではないですが、その間にもアクションの1つや2つは起こせます。考えている間に、大きく事態が動くこともないわけではありません。

ものごとを加速させるのは、いつでも行動です。その行動を導くためにも、早く決断するほうがいいに決まっています。考えている間に、事態が動くことはありません。