「これなら楽勝だ」「思ったよりカンタンだね」「すぐに終わりそうだ」……
未知のものごとを始めるとき、最初は勝手がわからず途惑っていたものの、想定以上にうまくいくと、ふとこんなふうに思うものです。あるいは自分と相対する人が、不慣れだったり初心者だったりするとき、同じように感じます。
「なめている」とまではいかなくても、安易に考えることは、よくあることです。それは自分の正直な気持ちですから、思うこと自体は仕方ありません。ただその気持ちを持ち続けてしまうと、痛い目に遭うことになります。
「楽勝だ」「カンタンだ」「すぐ終わる」と思うことは、事態や相手を甘く見ていることにほかなりません。甘く見るとどうなるかと言うと、「スキ」ができます。
スキとは、「ラクをしたい」という自分の気持ちの表れです。細心さや集中力、危機意識がすっかり失われて、無防備になります。
スキができると、持っている力の半分も出ない状態になります。「ラクをしたい」と思っているのですから、そうなるのは必然です。
なるべく力を出さないで、かたづけようとする……。自分では気がついていませんが、こういう矛盾した状態に陥っています。
当然ながら、ものごとはうまくいかないし、相手からはうまくあしらわれてしまいます。それは、自分が招いたことです。
ものごとが急に難しくなったわけでも、相手が急にうまくなったわけでもありません。たんに自分にスキができただけです。甘く見て「ラクをしよう」としたから、痛い目に遭ったにすぎません。
逆に、こうも言えます。自分自身にスキができたために、かえってものごとを難しくさせ、相手を一枚上にさせてしまった……。
必要以上にものごとを厳しく見たり、相手を過大評価したりする必要はないですが、甘く見るようなことはすべきではありません。どんなことであれ、甘く見たら、スキができます。それは、自分でつくった落とし穴に自分が落ちるのと同じことです。
確かに「楽勝だ」「カンタンだ」「すぐ終わる」と思うことは、あります。それは、集中して取り組み、素早くかたづけたあとに思うことです。取り組んでいる最中に思うことではありません。
(朝の独り言☆)
今日も朝から診療です。来週からは、アメリカ審美歯科学会に、東京歯科佐藤教授と参加してきます。少し配信が不規則になるかもしれませんが、楽しみにお待ちください。今週末も収録、打ち合わせ、講演などびっしりです。体調管理を万全に頑張りたく思います。「なめている」とまではいかなくても、安易に考えることは、よくあることです。それは自分の正直な気持ちですから、思うこと自体は仕方ありません。ただその気持ちを持ち続けてしまうと、痛い目に遭うことになります。
「楽勝だ」「カンタンだ」「すぐ終わる」と思うことは、事態や相手を甘く見ていることにほかなりません。甘く見るとどうなるかと言うと、「スキ」ができます。
スキとは、「ラクをしたい」という自分の気持ちの表れです。細心さや集中力、危機意識がすっかり失われて、無防備になります。
スキができると、持っている力の半分も出ない状態になります。「ラクをしたい」と思っているのですから、そうなるのは必然です。
なるべく力を出さないで、かたづけようとする……。自分では気がついていませんが、こういう矛盾した状態に陥っています。
当然ながら、ものごとはうまくいかないし、相手からはうまくあしらわれてしまいます。それは、自分が招いたことです。
ものごとが急に難しくなったわけでも、相手が急にうまくなったわけでもありません。たんに自分にスキができただけです。甘く見て「ラクをしよう」としたから、痛い目に遭ったにすぎません。
逆に、こうも言えます。自分自身にスキができたために、かえってものごとを難しくさせ、相手を一枚上にさせてしまった……。
必要以上にものごとを厳しく見たり、相手を過大評価したりする必要はないですが、甘く見るようなことはすべきではありません。どんなことであれ、甘く見たら、スキができます。それは、自分でつくった落とし穴に自分が落ちるのと同じことです。
確かに「楽勝だ」「カンタンだ」「すぐ終わる」と思うことは、あります。それは、集中して取り組み、素早くかたづけたあとに思うことです。取り組んでいる最中に思うことではありません。
(朝の独り言☆)
今日も朝から診療です。来週からは、アメリカ審美歯科学会に、東京歯科佐藤教授と参加してきます。少し配信が不規則になるかもしれませんが、楽しみにお待ちください。今週末も収録、打ち合わせ、講演などびっしりです。体調管理を万全に頑張りたく思います。