2017.3.30.

疲れを翌朝に持ち越さない、、、

「今日も1日頑張った」「やるべきことは全部終わらせた」「朝から全力で取り組んですべてうまくいった」……

100%の力を出せたときは、実に心地いいものです。充実感、達成感でいっぱいです。私は飲みませんが、こういうときに飲むビールはさぞかしおいしいに違いありません。

自分の持っている力を出せるのは、素晴らしいことです。結果が出ればなお言うことはありませんが、持っている力を100%出せること自体がすごいことです。

世の中には、出し惜しみしたり、やる気のない人がたくさんいたりするのですから……。続けていれば、あとから結果はついてきます。

100%の力を出すことは重要ですが、見逃してはならないこともあります。それは、「疲れに気づく」ことです。

持っている力をすべて出したのですから、疲れていないはずがありません。いいえ、「疲れている」に決まっています。

それは、どんなに健康かつ体力がある人でも同じです。むしろそういう人のほうが疲れに鈍感になっています。

疲れに気づきにくくなるのは、実は充実感達成感があるからです。「今日も頑張った」という高揚した気分のまま飲みにいくと、翌朝は疲れがたまってカラダが重くなっている経験をした人は多いはずです。

充実感、達成感がカラダにたまっている疲れを見えにくくしています。

100%の力を出したということは、エネルギーがゼロになっていることにほかなりません。疲れは、確実にカラダに蓄積されています。全力を出したからこそ、しっかり疲れをとらなければなりません。

充実感、達成感を得たのは、全力を出した証拠です。同時に、疲れもMAXになっています。

充実感、達成感を得るほど1日頑張ったから、エネルギーがゼロになってしまった……。そうであれば、エネルギーを回復させることは最優先すべきことです。

充実感、達成感は疲れのバロメーター。そうとらえる人は、疲れをしっかりとって、翌日も100%の力を出すことができます。

そのようにとらえない人は、翌朝に疲れを持ち越して、自分で100%の力を出せない状態にしてしまいます。

(朝の独り言☆)
北海道は、雪が降っています。早く暖かくなって欲しいものです。京セラから新しいインプラントが開発されました。開発にあたり携わらして頂きましたが、素晴らしい手ごたえを感じています。7月に講演会があります。歯科関係者には、一人でも多く参加して欲しいと思います。