まったく同じ仕事をしているにもかかわらず、クオリティーにおいて天と地ほどの差が出ることがあります。こうした開きが生じるのはどこにでもあることで、取り立てて騒ぐことでもありません。
もっとも、当事者なら別です。あなたが同期のAさんに成果において大きな差をつけられとしたら、気もそぞろになります。
差を分ける要因は、いろいろあります。たとえば、能力。それは、差を分ける要因にはなり得ます。
それ以上に明暗を分けるものを挙げるとすれば、主体的に取り組んでいるかどうかに尽きます。主体性の「ある・なし」は、往々にして致命傷になりかねません。
主体性とは、自らの意思で積極的に取り組んでいくことです。別の言い方をすれば、どれだけ本気になれるかということ。
主体的にものごとに取り組んでいくほうが、成果を獲得します。それは、自明の理です。
主体性は、能力を超越します。どんなに能力が秀でていても、主体的に取り組むことがなければ、言い換えれば、本気にならなければ、成果が出るはずがありません。
能力がなくても、主体的に取り組んでいる限り、たとえ時間はかかっても、成果を出すことは可能です。アリが像を倒すようなことも起こり得ます。
あなたもAさんも「この仕事がしたい!」と思って、同じ会社に入社した。そこまでは同じです。ただAさんのほうが、あなたより主体的に仕事に取り組んだから、成果において大きな開きが生じた。それだけのことです。
この状況を変えたいと思うのならば、主体的に仕事に取り組んでいくしかありません。目の前のことに本気になれば、「なんのために(誰のために)仕事をするのか」「どのようにすれば、その人に喜んでもらえるのか」と真摯に向き合うようになります。
あなたの思考や選択、行動が変わっていきます。あとはトコトン本気でやっていくだけです。それを続けていけば、成果を出して、Aさんとの差を埋めることも可能です(もっとも勝負することに意味はありません)。
あなたは今日、主体的にものごとに取り組みましたか。目の前のことにトコトン本気で向き合いましたか?
(朝の独り言☆)
今日は、久しぶりに本気でスタッフに怒りました。本気で怒ることは、本気で成長したスタッフになって欲しいからです。
さて、栗城さんとの講演会をご紹介しましたが、是非、お申込み下さい。生きる上で必ず役立つと思います。
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