2022.5.14.

目の前の仕事の先には、「次」がある、、?

 仕事は、たんに「やって終わり」ではありません。求められた基準どおりにしっかり終わらせる――。それさえできずにいると、ビジネスパーソンとしては「失格」の烙印を押されてしまいます。

 制限時間内に終わらせるのも、大事です。ハプニングやトラブルが起きたからと言って、時間を延長してもらうのは、信用低下につながります。実力を見込まれて、「次も頼もう」と思っていたら相手からは「ほかの人にやってもらおう」と、三下り半を突きつけられてしまいます。

 まとめて言うと、決められた日時までに要求されたクオリティーを満たした仕事をする――。これが、ビジネスパーソンとしてのあるべき姿です。

 それを実現するためには、目の前の仕事に全力投球をすること。どんなに多くの仕事を抱えているとしても、このことはおろそかにはできません。これを忘れた途端に、落第の烙印を押されてしまうし、信用が低下してしまいます。

 断っておきますが、目の前の仕事に全力投球するのは、近視眼的になることではありません。先のことはあまり考えずに、それでいて「〇時までに終わらせよう」としっかり意識しながら、目の前の仕事に精いっぱい取り組んでいきます。

締め切りがあるから、適度に緊張感を持って取り組むことができます。その緊張感がクオリティーを向上させます。逆に言うと、目の前のことに集中しているから、先のことを考える余裕がなくなります。

 先のことを考えすぎると、どうしても目の前の仕事をおろそかにしてしまいます。手抜きをしたりラクをしたりすることも、なきにしもあらず。その意味でも、目の前の仕事に全力投球すべきです。

 最初のうちは力加減と時間配分が分からず、後半になってスタミナ切れを起こすこともあるかもしれません。それは、場数と慣れが解決します。やはり目の前の仕事に対して、1つ1つ全力投球する以外にありません。

 こうして取り組んでいると、実力もついてきます。いつの間にか「あの人に頼めば安心だ」という信用がついて、「次」がドンドン舞い込んできます。

自分からお願いすることもなく、大きな案件が舞い込んだり、「一緒にやろう」と声がけされたりします。全力で取り組んだ目の前の仕事には、必ず「次」があります。

(朝の独り言☆)
1万時間の法則とは「ある分野のエキスパートになるには1万時間の練習・努力・勉強が必要」という理論です。 1万時間の努力がなければ 一流にはなれないとする理論です。確かに、歯科医師としての仕事、自己啓発、ファッション・・・自分自身の他の人と違うレベルで詳しくなっているものは、1万時間の法則に沿っているように思います。おそらく、僕自身は、何かに興味を持つと24時間(というと大げさかもしれませんが) 徹底的に取り組むところがあります。ある意味、それくらい人と違う1万時間を過ごすと、必ずチャンスが来ます。皆さんも1万時間の法則で頑張ってみてください。