人には、得手不得手があります。不得意は「ない」ほうがいいに決まっていますが、どんなに努力をしても「ゼロ」にすることはできません。
もし不得意をなくす努力をするとしたら、膨大な時間がかかってしまいます。
同じ努力をするのであれば、得意を伸ばしていったほうが、はるかに費用対効果が高くなります。
また自分を成長させることもできます。
幸か不幸か、世の中は少しくらい不得意があってもいいようにできています。とは言っても、不得意が売りになるわけではありません。
不得意がある場合は、代わりに得意で埋めていけるようにできています。もっとも、自分の不得意を自分の得意で埋めるのではありません。
自分の得意で誰かの不得意を埋めていく。反対に、自分の不得意を誰かの得意で埋めてもらう。
いい人間関係を築いている人は、このように周りの人と「持ちつ持たれつ」になっています。これに、例外はありません。
あなたの得意は、誰かの不得意を埋めるためにあります。あなたの不得意は誰かの得意で埋めてもらうためにあります。
こう考えていくと、「不得意はあっていいし、ムリに克服しなくてもいい」と思うようになります。
また「もっと自分の得意を伸ばしたほうがいい」と理解するようになります。周りの人たちともいい関係を築けるようになります。
ただし、これには順番があります。あなたが自分の得意で誰かの不得意を埋めることが、先です。
また相手も1人に限ることはありません。あなたが自分の得意を伸ばしていけば、不得意を埋めていく相手はドンドン増えていきます。
可能な限り、あなたは誰かの不得意を埋めていきます。
そうして誰かの役に立っていくと、あなたが自分の不得意なことに直面したとき、どこからともなく得意な人がやって来てくれます。
その人が、あなたの不得意を埋めてくれるようになります。
自分を成長させる。相手の役に立つ。なおかつ困ったときに自分が助かる……。
自分の得意で誰かの不得意を埋めていけば、プラスだらけになります。
(朝の独り言☆)
今日は、35回ジョイントオペです。
初日は、8人の患者様に行います。
京セラから4名、ヨシダから2名、ナビデント関係者シンガポールからも見学に来ています。まだまだ、終わりませんが、安心、安全に行いたく思います。明日は、6人の患者様の手術です。