2018.2.14.

真摯に取り組んでいく、、、

「これが、キミの任務だ。しっかりやってくれたまえ」……

こんなふうに言ったり言われたりすることは、よくあります。あなたにも、その経験があるかもしれません。

「任務だ」などと言われると、重要な仕事を任されて身が引き締まる思いがするものです。言うほうも、「これができるのは彼/彼女だけだ」と思っているから、期待しながらその仕事を相手に託しています。

もっとも、この両者は誤解しています。任務とは、特別に重要な仕事を指すのではありません。

そもそも重要ではない仕事など、この世に1つもありません。ことさらに1つを取り上げて、「任務だ」と言うのは、おかしなことです。

任務とは、仕事や勉強などの与えられたことに真摯に取り組み、持っている力を最大限発揮すること。

それ以上でも以下でもありません。その意味では、すべての仕事が、任務です。

1人1人は、人生において「自分の人生を生きる」という任務を負っています。どこでどんなふうに生活しているのであれ、最期の瞬間まで持っている力を最大限発揮できるようにしていなければなりません。生きることそのものが、人間の任務です。

仕事では、目の前の1つ1つに真剣に取り組み、持っている力を最大限に発揮して、成果を挙げるようにしていきます。

Aという仕事もBという仕事も、任務です。上司から「しっかりやってくれ」と言われたことだけが、任務ではありません。

どの仕事も任務なのですから、その1つ1つをしっかりやっていきます。そうすれば、仕事の出来にムラやバラつきがなくなります。

とは言え、仕事には、「これは先にやるべきだ」「こちらは明日でもいい」という優先順位があります。

どの仕事も任務には違いありませんが、優先すべきことは先に取り組んでいきます。

その取捨選択をきちんとすることと、上司から「しっかりやってくれ」と言われたことにしゃかりきになって取り組むのとは、別のことです。その区別は、つけたいものです。

あなたは今日、任務をしっかりこなしましたか。持っている力を最大限に発揮して、成果を挙げようとしましたか?

(朝の独り言⭐︎
平昌オリンピック スピードスケート女子1000mが 先程行われ、小平奈緒さんが銀、高木美帆さんが銅メダルでした。スタート前は、私も自分のこと以上に緊張しました笑笑。二人には、次の最後の種目で、金メダルを取って欲しいです。