2021.11.17.

知識・スキル・経験をさりげなく活かす、、、

「こんなこともできるんだ」「そんな経験があるなんて」「博学だね」……

こんなふうに言われる人は、「引き出し」の多い人です。よく「人は見かけによらぬもの」なんて言われますが、まさにこのタイプ。

別にその引き出しを隠しているわけでもありません。ふだんは持っている知識・スキル・経験を活かすチャンスがないだけです。日ごろ接している人たちも見る機会がないので、相手がそんなに「できる(経験がある/博学だ)」と思わずにいます。

なんらかの事情があって、そのストックしている知識・スキル・経験を活かす場面になると、「ハイ」とこともなげに取り出すので、周りの人たちは「エッ!」とビックリせざるを得ません。そのあまりの引き出しの多さに……。

引き出しとは、その人が努力して身につけた知識・スキル・経験のキャパシティー。それは、質・量・種類のすべてにおいて満たしていなければなりません。

質がよくても、種類と量が不足していたら、たんなる研究熱心な人。量が多くても、質も種類も不十分なら、興味本位の人。種類が多くても、質も量も満たしていなければ、たんに雑学がある人です。

身につけた知識・スキル・経験が質・量・種類のすべてを満たして初めて、引き出しの多い人になれます。一朝一夕にここまで来られるわけではありません。

その引き出しは、外からは何がどれくらい入っているのかは、分かりません。人の本当の知識・スキル・経験のキャパシティーは、なかなかうかがいしれないものです。

面接などの短時間の接触では、見抜くことは難しいです。それによって自分自身の引き出しの多さをアピールできなかった人は、たくさんいるに違いありません。

もっとも、引き出しとは見せびらかすものではなく、それが周りにハッキリと分かるのは、何げない瞬間です。

ちょっとしたトラブルや困りごとがあったときに、本人がさりげなく身につけた知識・スキル・経験を取り出して、解決にまで導くと、その引き出しの多さが明らかになります。

やがてそれが「できる(経験がある/博学だ)」という信用となって、信頼されていきます。引き出しとは、信用であり信頼。そう言っても、過言ではありません。

あなたは今日、知識・スキル・経験を努力して身につけましたか。なおかつその知識・スキル・経験を活かして、何かを解決しましたか?

(朝の独り言⭐️)
今日は 朝から忙しくしています。夜は、来年の新刊企画に向けてのzoomミーティングです。やはり新刊を出す以上は、ベストセラーを狙いますし、この企画はTSUTAYAが全面協力してくれる大きなチャンス! 神から何か降りて来ないかなと、、、。笑
https://eventmanager-plus.jp/get/28ecab4c3cff3d207e1813f84fbfcdfce7f267d7adcae76f02faa454400b8b8f?fbclid=IwAR2r0elG6uXVPFJHK0h3crsVjWarx7FdCNlj1nA2kS_ev8NLKMzO9bYjlf8