「結果がすべて――」
面と向かってこう言われると、何も反論できない空気になることがあります。確かに真実ではありますが、あくまでもその一面にすぎません。
どんなに能力があっても、またどんなに頑張っても、必ず結果が出るとは限らないものです。こういうとき「結果がすべて」と言われてしまうと、忸怩たる思いになります。
反対に、能力がなくても、またそれほど頑張らなくても、結果が出てしまうこともあります。このとき「結果がすべて」と言われてしまうと、面はゆい気持ちになります。
出るときもあれば、出ないときもある……。それが、結果です。
だからと言って、最初から「出なくてもいい」と考えて行動するようでは、結果が伴うことはありません。
そういう態度でいては、永遠に結果が出ることもないです。
出るか出ないか分からないとしても、結果を出すために行動する。結果にこだわって、行動していく――。
それが、結果を出すためのあり方です。
そもそも最初から結果を「出そう」と思って一生懸命頑張るから、その行動が実を結ぶようになります。
実際に結果が伴えば、「次も頑張ろう」「もっと頑張ろう」と、行動が加速していきます。
出そうと思うから、結果が出るものです。こう言うと、「いつもそのつもりでやっている」と言う人もいますが、その人には行動が足りません。
結果を「出そう」と思う。トコトン行動する――。この2つは、結果を出すための2大条件です。
「結果を出そう」と思って頑張ると、行動の質が高まります。たとえ次ではなくても、その次やさらにその次に結果が出る確率が高くなっていきます。
結果を出すために頑張り続けると、精度が上がります。「結果を出そう」と思って、トコトンこだわるからこそ、精度が上がっていきます。
もし最初から「出なくてもいい」と思って行動していたら、何回やっても結果はついてきません。
結果が出ないことに嫌気がさしてきて、「もういいや」とあきらめてやめてしまいます。結果にこだわらないでいると、残念な結末を迎えることになります。
こだわっても、必ず結果が出るとは限りません。それでもこだわらなければ、なおのこと結果が出なくなっていきます。
(朝の独り言☆)
明日は、愛媛から先生が見学に来ます。久しぶりにお会いしますので、楽しみです。私の公式サイトがあります。見たことない方は、是非、ご覧下さい。https://inouehiroyuki.com/