仕事でもスポーツでも勉強でも、どんなに一生懸命やっても結果が伴わないときがあります。
それは、とても悔ししい、残念なことです。こういうとき、多くの人は、こんなふうに言ってしまいます。
「こんなに頑張ったのに……」
こういう言葉は、言わないほうがいいです。なぜなら自分のためにならないからです。
この人が一生懸命頑張ったのは、事実です。けれども、結果が出なかったのも事実です。
この言い方には、「自分は悪くない」という気持ちが透けて見えます。
頑張ったのに結果が出ないのは、たとえば「条件が悪い」「相手が悪い」「環境がよくない」という自分以外の誰か/何かのせいにしてしまっています。つまり、結果を受け入れていません。
結果を受け入れなければ、次にうまくやるための課題を克服したり強みを伸ばしたりする行動に結びつきません。
「今度こそ結果を出す」とやる気に燃えても、以前と同じ行動を繰り返すことになりがちです。弱点も克服されないし、強みが伸びることもないので、同じ結果を招来してしまいます。
一生懸命頑張ったのに結果が出なかった人の中には、次にうまくいく人もいます。その人は、結果が伴わなかったときに、こんなふうにつぶやきます。
「これだけ頑張ったんだから、もっと(まだまだ)できる……」
この人が一生懸命頑張ったのも結果が出なかったのも、事実です。
「こんなに頑張ったのに……」とつぶやく人と違うのは、きちんと結果を受け入れていることです。
結果が出ないことを、自分自身の実力不足だと認識しています。けれども、頑張った自分自身を素直に称えています。結果は出なかったものの、次は「もっと頑張れる」と、自分自身に期待してもいます。
次に結果を出すために、課題を克服する、あるいは強みを伸ばすことを考えます。またそのための行動を実践していきます。
これまでの頑張りに加えて、新しい試みを追加していますから、行動の質も量もアップしていきます。弱点が克服され、強みも伸ばしているので、次の機会にはしっかり結果を出すことができます。
結果が出ないときは、誰でもあります。それを受け入れるのはつらいし、苦しいことです。間違いなく言えるのは、きちんと受け入れた人だけが次に結果を出せることです。
(朝の独り言☆)
今日は、プラチナコーチング、セミナーでした。セミナーには、沢山の方が全国から参加してくださり嬉しかったです