結果とは、実にシビアなものです。どういう結果であれ、出た以上は、素直に受け入れていくのが賢明です。
結果はいいときもあれば、反対によくないときもあります。出るのは、必ずこのどちらかです。
よくも悪くもない……。そういう結果が出るときもありますが、それは自分で判断をあいまいにしているにすぎません。自分自身が胸を張って「いい」と言えない以上、「よくない」ものに分類すべきです。
だからと言って、よくない結果が「悪い」と言いたいわけではありません。
それは、そのときの自分自身のあり方が「よくない」と出たということです。たとえそのときはよくなくても、次にいい結果が出るようにすればいいだけのことです。
いいものであれ、よくないものであれ、結果とはそのときどきの自分自身の診断表。自分自身の成長度合いが、目に見えるカタチで表れたものです。
その診断表には、さまざまなチェック項目があります。
考え方やマインド、やる気やモチベーション、コンディション、日常生活の態度、周りの人とのコミュニケーション、努力・行動、時間活用、リラックス&リフレッシュ度などなど。多岐にわたる項目にそれぞれ評価がつけられています。
1つ1つの項目がよければ、いい結果が出ます。反対に、1つ1つの項目が芳しくなければ、よくない結果が出ます。
結果とは、それら1つ1つの項目が総合的に指標化されたもの。いい/悪いのどちらにせよ、自分自身のそのときどきの成長度合いがストレートに出てしまうのですから、結果を受け入れざるを得ません。
「もっとよかったはずなのに」「こんなのは納得できない!」……
そんなふうに悔しがったりするのは、あとの祭り。それまでの自分自身を否定することにもなりますから、見苦しく映ります。
いい結果が出たのは、チェック項目の1つ1つに対して真摯に取り組んできた証拠。
よくない結果が出たのは、たくさんあるチェック項目に対して疎かにしている部分がかなりあるということ。
そのときどきの自分自身のあり方が出てしまうから、シビアに受け入れるしかありません。