仕事であれプライベートであれ、ものごとに取り組むには、緊張感がなければなりません。これは、どんなささいなことにも当てはまります。
緊張感と言うと、「大げさな……」と思う人がたくさんいそうです。厳しく聞こえそうですが、そう思うこと自体がすでに緊張感がない証拠。「たるんでる」とまでは言いませんが、不謹慎さを露呈しています。
もっとも、「緊張感を持つといい」と言ったところで、どうしていいか分からない人も多いに違いありません。
緊張感とは、具体的に言うと、次の3つで成り立っています。いずれもあまりにも身近なものですが、1つ1つ説明していきます。
1つ目が、真剣さ。掃除/洗濯といった日常生活のことから、仕事での商談やプレゼンに至るまで、どんなことでも真剣にやること。緊張感のコアと言うべきものです。
当たり前ですが、どんなことであれ、いいかげんにやっていたら、いいことなどありません。やるなら真剣に。遊び半分にやってもロクなことにはならないものです。
2つ目が、結果を出そうとする。日常生活のことでも仕事のことでも、求めている結果を出すべく行動をします。
もちろん、すべてにおいて結果が出ることなどないのも事実です。それでも、いつでもどこでもどんなときでも「結果を出そう」と思って行動するべきであって、「別にどうなったっていい」という投げやりな気持ちで取り組むのは論外です。
3つ目が、成長志向。日常生活のこと、仕事のことにかかわらず、そのものごとをすることで自分自身の何かが「成長する」と思って取り組んでいきます。
掃除や洗濯のスキルがアップする。仕事でコミュニケーションスキルが磨かれていく。それは、ほんのちょっとのレベルアップかもしれませんが、常にそうした成長志向を持っていると、日常生活や仕事の質が上がります。
まとめて言うと、成長を目指しながら真剣に、かつ結果を出すべく行動していくこと――。それが、「緊張感を持つ」ということです。
この緊張感を持って常に行動していれば、100%ではないにしもて、結果が出るようになります。少なくとも結果が出る可能性が高くなります。
たとえ結果が出なかったとしても、ほんのちょっとでも成長します。
何よりもトラブルやクレームいった避けるべきことが起こらなくなります。
(朝の独り言☆)
羽生結弦くんが、プロのスケーターとして活躍することを決意したとの報道がありました。
確かに競技者としてのスケーターの生き方もありますが、プロとして決められたルールのない 世界の羽生結弦くんの魅力は、芸術性ある技術高いスケーターとして さらに素晴らしいものであると思います。彼の 自分自身と向き合い、より高いレベルのスケートを目指す生き方は、プロとなっても多くのファンや世界の競技スケーターにも刺激を与えていくことと思います。更なる今後の活躍と感動の世界を期待しています。