世の中を変えるような画期的なビジネスを興したり、大ヒットする商品・サービスを開発したりする人――。そういう人は、俗に「アイデアマン」と呼ばれます。
こういうタイプは、どこの業界にもいます。あなたが属する組織にもいるかもしれません。
彼らをアイデアマンたらしめているものは何かを突き詰めていくと、面白い事実に突き当たります。それは、おそらくあなたがまだ知らないでいる事実です。
アイデアマンとは、新しい考え方やユニークな発想をする人ではありません。また先天的なものでもないです。生まれたときからアイデアマンだった人など、世界中を探しても1人も存在しません。
なぜ画期的なビジネスを興したり、大ヒットする商品・サービスを開発したりする人がアイデアマンになったのかと言うと、答えは1つ。
それは、行動したから……。アイデアマンとは、実は「アクションマン」なのです。
世の中の人が驚いたり大歓迎したりするアイデアとは、決して机上の論理で生まれるものではありません。オフィスの中で「ああでもない、こうでもない」と、髪の毛をかきむしりながら生まれたものではないことは、確かです。
アイデアを生み出す人は、すぐにアクションを起こします。街に飛び出して流行りのスポットに行って、人気の商品・サービスを消費者と同じように体験する。
街中の人々の働きぶりや生活の一端を観察したり、現場にいる人たちと話をしたりする……。このように行動を通じて、ニーズやシーズを探っていきます。
オフィスにいても、画期的なアイデアなど生まれるはずがありません。アクションを起こして、「何が求められているか」を必死になって探していく中で、いいアイデアを見つけてきいきます。
もっとも、アクションを起こせば、誰もがアイデアマンになれるわけでもありません。
試行錯誤の連続、と言うより、失敗の連続を経て、ようやくいいアイデアを生み出せるようになります。その確率は千に1つとか万に1つです。
アイデアマンとは、途方もないアクションを積み重ねたのちに、画期的な考え方や発想を手にした人です。
優れたアイデアは、無数のアクションから生まれる――。アイデアマンは、体験的にこのことを知っています。
(朝の独り言⭐️)
本州の梅雨時期に合わせて、帯広は夕方から雨になりました。今日も遠方から患者さんが、来院して下さいました。本当に嬉しいことです。期待値が高い仕事は、やりがいがあります。期待値は、高ければ高いほど成長が出来ますから!