「ちょっと難しいんじゃないかな」「まだ早いでしょ」「やらないほうがいいんじゃないの」……
あなたが何かをするときに、こんなふうにやんわりと止めに入る人がいます。口調が穏やかなので親切そうに見えますが、本音は違います。
「ムリに決まっている」「できるわけがない」「キミには不可能だ」……
本当はそう言いたいに決まっています。面と向かってそう言うのが憚れるから、親切ぶっているにすぎません。言っている本人はアドバイスをしているつもりがあるだけに、余計にやっかいです。
もしそれを真に受けたら、あなたにとっていい結果にはなりません。これは、確実に言えます。
やるのは、あなた自身。あなたが本当にやりたいのであれば、難しくても、あるいは可能性が低くても、断固としてやるべきです。
うまくいけば、もちろん御の字。たとえうまくいかなかったとしても、あなたは経験という貴重な財産を得られます。
うまくいく/うまくいかない……。どちらに転んでも、あなたがソンをすることはありません。あなたは必ず何がしかを得ることができます。
難しいこと、可能性が低いことがあるのだとすれば、それを避けて通る理由など何1つありません。
むしろそうしたことには背伸びしてでもドンドン取り組んでいったほうがいいです。それをすること自体が、経験になります。
あなたの周りにやんわりと止めに入る人がいるとすれば、その人は親切でもなんでもありません。あなたにうまくいってほしくないだけです。
経験が浅いあなたがやってみてうまくいってしまったら、その人の立つ瀬がありません。プライドもズタズタになります。
「もしかしたら、うまくいってしまう……」と思っているからこそ、あなたを止めようとします。あなたのことを思っているのではなく、自分のプライドを守るためにしている、悲しい人です。
あなたが、背伸びをやめる必要はまったくありません。自分のためにドンドン背伸びするべきです。