「どのようにやっていくのがいいだろうか?」
ものごとを成し遂げようとするとき、必ずそのことを考えます。そのやり方こそ、「手段」です。
手段は、ものごとを成就させるためには、欠かせないものです。それ相応の手段があるから、どんなことであれ、ものごとは成就します。
手段なくして、成就なし――。そう言っても、過言ではありません。
だからと言って、最優先すべきものでもありません。むしろあと回しにしてもいいものです。
手段は、変わるもの。また無限です。
そのときどきに応じて、最適なものを選ぶことができます。同じことをするのでも、昨日と今日とでは、まったく異なるものを採用してもかまいません。
臨機応変――。それが、手段です。
実際に臨機応変にしていくには、さまざまな手段を知っていなければなりません。100しか知らないより、1000を知っているほうが、臨機応変に展開できます。
手段を数多く知るには、条件があります。それは、次の2つ。
1つは、経験を重ねる。どんなジャンルでもいいので、1つでも多く経験すれば、それだけ手段を知ることになります。
もう1つは、創造。何かをするたびに自分でドンドン新しい手段を編み出していきます。
この2つのどちらか、あるいはその両方を徹底すれば、手段を数多く知ることが可能です。
もっとも、たんに知っているだけでは、宝の持ち腐れ。知り得る中で最適な手段を実践していくと、いい/悪いは別にして、結果が出ます。
いい結果が出れば、さらに最適な手段へと、精度を高めていきます。よくない結果だったとしても、実践を繰り返すことで、最適なものにしていきます。
知るだけでなく実践してしっかり結果を出せるのが、最適な手段です。それは、時々刻々と臨機応変に変わるべきものです。
あなたは今日、最適な手段を実践しましたか。結果を出すことができましたか?