いいことも、よくないこともどちらもある……。誰の人生でも、それは同じです。
いいことと、よくないことのどちらのほうが多いのかと言えば、人それぞれ。こう言うと、冷たく突き放していると感じる人もいそうですが、少なくとも言えるのは、結果は自分次第であること。
いいことがたくさん起こる人がいるとすれば、日ごろからそうなるように行動しているから。
反対に、よくないことがたくさんわが身に降りかかる人がいるとすれば、いいことが起こるような行動をしていないから。
いいことは、ただ待っているだけではダメ。「棚からぼた餅」が落ちてくるようなことは、現実には99%の確率であり得ないことです。
「いいことが起こらないかなぁ……」と、誰か/何かに期待しているようでは、望みどおりにはならないし、事態はかえってよくないほうに向かっていきます。何もしないでいると、よくないことばかり起こるようになります。
いいことがたくさん起こるようなるには、やはり自ら積極的に行動していくしかありません。自らの手でいいことをつかみとろうとする積極性が不可欠です。
どうしたらつかめるようになるかと言えば、次の2つが挙げられます。1つは、自分自身を成長させている。もう1つは、誰かのためになることをしている。
もっとも、それはあくまでも結果。いいことを起こすために、自らを成長させ、また誰かのためになることをしているとしたら、本末転倒。
自分にとってのいいことが、周りの人にとっても同じだとは限りません。むしろ逆で、周りの人にとってはよくないことである可能性が大です。
本当の意味での「いいこと」とは、周りの人にとっても、また自分にとってもハッピーなことです。
それは、カンタンにできることではなく、実現するためには、自分自身を成長させなければならないし、誰かのためになることをたくさんしなければなりません。
いいことばかり起こる人生にするには、自らつかみとっていくこと。そのために日夜、自分自身を成長させ、かつ誰かのためになることをしていきます。
この2つを日ごろから積極的にしている人は、必然的にいいことが起こるようになります。
それだけのことをしているのですから、いいことばかり起こっても不思議ではありません。あとは自分の手でしっかりつかみとるだけです。