「こんなことをやったら怒られるかな。やっぱりやらないほうがいいかな」「ここまでやってしまうと、文句を言われそうだな。やめておこうか」……
やりたいことをやろうとするのに、周りの反応を気にする人がいます。周りにまったく関心を持たないのもいいことではありませんから、ちょっとでも気にかけるのはいいことです。
それは、あなたがやさしい人である証拠。周りの人たちを大切に思っているのは、あなたらしさでもあります。
だからと言って、必要以上に気にするのもよくありません。まして周りの反応気にして、自分自身がやろうと思っていることをやめてしまうのは、いきすぎです。
それは、周りに対して過剰反応すること。もっと言えば、自主規制すること。
自主規制とは、やろうとしていることがあるのに、自分自身が周りに気遣いして勝手に何かをやめてしまうこと。一見すると、いいことのように思えますが、それは違います。
むしろ誰にとってもいいことにはなりません。やめてしまったことを周りも喜ばないし、何よりあなた自身が納得できずにいます。そうではありませんか。
やりたいことがあるのに、周りの反応を気にしてしまうのは、自分の中に不安があるからでもあります。
「もしかしたらうまくいかないかな?」「やっぱりムリかもしれない」という気持ちがあるから、周りの人たちのちょっとした反応にも過剰に反応してしまいます。
本当は周りの人たちは、全然気にしてもいないのに、不安があるから、「怒っているんじゃないか」「文句を言いたそうだ」と、1人で勝手に推測して、「やめておこう」と結論づけているにすぎません。
挙げ句の果てに。自主規制してしまいます。
自主規制をする意味はナシ。それは、自分自身の可能性を閉ざすこと。
ほかならぬあなた自身が自分の可能性を捨てているのですから、罪深いと言えます。そんな悲しいことを自分自身にしてもいいのでしょうか。
やりたいことがあるなら、素直に「やる」に限ります。もしとやかく言う人がいたら、そのとき話し合えばいいことです。
自主規制しても、いいことは1つもありません。これだけは。キッバリ言えます。