1年365日は、本当にアッと言う間に過ぎていきます。気がつけば、もう12が終わりにグッと近づいています。
この時期には、お世話になった人に1年間の感謝を込めて贈り物をする習わしがあります。誰に何を贈るのかを考えるのは悩ましいものですが、その半面、喜んでもらえる姿を想像する「楽しみ」もあります。
相手のことを考えて贈り物をするのは、とても素敵なことです。そういうことをする時季になると、1年の速さをより実感することにもなります。
贈り物と言っても、「高級品でなければならない」ということはありません。ムリにブランド品や名産品などを贈る必要はないし、極端なことを言えば、モノでなくてもいいです。
こう言うと、戸惑う人は多そうです。何を贈るのかと言うと、「思いやり」と「成長」の2つ。この両方を贈ることができれば、ベストです。
思いやりは、相手への感謝であり、労り。同時に、幸せを願う気持ち。相手を思う気持ちが純度100%であれば、自然と自分の中から込み上げてきます。
もう1つの成長は、自分自身が1年間でどれだけのものを身につけ、人間として大きくなったのかという証です。目に見える場合もあれば、そうでないものもありますが、どちらにせよ、相手に伝えることはできます。
自分で「この部分が成長した」と把握するのは、なかなか難しいものです。それでも1年間一生懸命やってきたのであれば、ゼロと言うことはあり得ません。自分自身を真摯に見つめていって、いくつか発見していきます。それを相手に報告できることは、自分にとっても喜びとなります。
それぞれをどのようなカタチで贈るのかは、自由。年末の挨拶回りでもできるし、手紙に認めて気持ちを伝える方法もアリです。
思いやりと成長は、1年間接してきた相手にとっても最上の贈り物となります。なぜなら相手にとっても1年間接してきたことが「意味があった」と実感できるから。
2つの贈り物は、相手に「1年間、この人と一緒にやってきてよかった」と実感できる機会を与えることです。紛れもなく、あなたにしかできない贈り物です。高級品を贈られるよりも、「もらってよかった」と喜ぶ人がたくさんいるに違いありません。
自分にしかできない贈り物――。あなたはどんな人に贈りますか?
(朝の独り言☆)
最近市販されてる本の中で、言いかえの本が良く売れています。物事は伝え方でかなり印象が変わるだけでなく、自分自身の潜在意識にも大きく影響します。
私が潜在意識のセミナーで伝えていることは、意味付けと解釈の大切さです。そこでそのセミナーで90日間課題に取り組んでもらうという仕組みを作りました。やはり、変わるために大切なのは、環境と継続する ということです。Facebook毎日投稿も10年以上続けていると思いますが、やはり環境と継続に勝る自己改善を定着させる方法はないように思います。