2017.7.16.

自分を適材適所に置く、、、

人事の要は、「適材適所」です。1人1人が能力や適性に応じて、最もふさわしい仕事に就くことができれば、その組織は間違いなく繁栄します。

確かに組織内にはたくさんの人がいますから、全員が持っている能力をフルに発揮できる地位やポストに就くようにするのは、並大抵のことではありません。最初から能力がどのくらいあるかハッキリ判定できることは、まれです。

実際にその仕事をやってみなければ、適性があるかどうかの見極めもつきません。

それでも適材適所を回避する理由など皆無です。もし実践できないでいるとしたら、その組織には、衰退が待ち受けています。

このように組織内の適材適所に関心を持つ人は、少なくありません。そういう人は、ほぼ例外なく「自分は能力を発揮できるポジションに就いていない!」と思っています。

自分自身が適材適所の処遇をさてないないから、何かを言わずにいられなくなっています。

そういう人に、私はキッパリこう言います。あなた自身が、自分を適材適所に置けばいいではないですか。

「組織にいる人間が自分で勝手に地位やポストを決められるわけがない!」

あなたは、そう反論するかもしれませんが、カン違いをしています。

自分自身を適材適所に置くのは、誰にでもできることです。また組織に所属している・いないにかかわらず、追求すべきことです。

自分の適材適所とは、持っている力を100%発揮し、なおかつ継続して成長できるようにすることです。

それが可能な自分になり、日々、実践すること。自分自身の適材適所とは、これ以外にありません。

ゆえに地位やポストに就くことや志望する部署に配属になることとは、別問題です。また好き嫌いや適性のある・なしとも、まったく関係ありません。

どこにいようとも、 全力を尽くし、成長し続けるのが、自分自身の適材適所です。こう考えていくと、今すぐにやらなければいけないことがたくさん見つかるはずです。

できない理由はないし、もし実践していないとしたら、自分自身が怠けているだけです。

自分自身を適材適所に置いていたら、組織に所属する・しないにかかわらず、必ず頭角を現します。

そんなあなたを見て、眼力のある人は確実に適材適所で処遇するようになります。

(朝の独り言☆)

今日は、ブランディングセミナーでした。昼休みなしの講義でしたが、皆さん、真剣に聞いてくれていました。夜は、京セラ講演のリハーサルと懇親会でした。明日は、しっかりやりたく思います。