2019.4.22.

行き詰まったら、歩いてみる、、、

会議や打ち合わせでなかなか結論がまとまらないとき……。重苦しい雰囲気が漂い、沈黙が場を支配することがあります。

開始からすでに1時間以上が経ち、議論がほぼ出尽くしています。どれも一長一短で、決め手がありません。

この状態では何を言っても、「うーん。イマイチだな」「さっき似たような案があったよ」と、否定されてしまいます。それは、アイデア自体が悪いのではありません。判断能力が落ちているだけです。

よく見れば、その中には珠玉のアイデアがいくつかあるにもかかわらず、気づけずにいます。アタマの中がゴチャゴチャしてしまっているから……。判断能力が落ちている証拠です。

こういうときはそのまま続けていても、いい結果にはなりません。そうかと言って、次回に結論を持ち越すのも得策ではないです。

それでは、たんなる時間稼ぎ、もしくは浪費。

こういうときは気分や流れを変えるために、休憩すると効果があります。と言っても、たんに5分とか10分休むのもあまり意味がありません。

参加者全員が、心身ともにリフレッシュする必要があります。その方法が、散歩すること。休憩中は全員がその場を離れます。部屋でのんびりするのはNGです。

外に出て近くをひと回りする。近所の公園まで往復する。お茶菓子を買いにコンビニに行く。外に出るのが面倒なら、オフィス内を歩き回る……。

5分とか10分の休憩中に散歩をして、カラダ全体を動かすようにします。それだけで血流がよくなるし、気分も弾んできます。

歩いているうちにゴチャゴチャになったアタマもほぐれてきて、思考が柔軟になります。視点も発想も変わって、再開したときには、空気がガラリと変わっています。

すでに出された案の中から「これがいいじゃないか」「やっぱりそれですよ」と、優れたものを見つけ出し、あとはトントン拍子に進みます。それまでの停滞がウソのように……。

打ち合わせや会議が行き詰まったら……。それは、「散歩をする時間が来た」ということです。