自分自身を成長させる、手っ取り早い方法――。その1つが、「行ったことがないところに足を運ぶ」こと。
「行ったところがないところ」と聞くと、多くの人はパリとか南の島といった憧れていた場所をイメージしそうですが、明確に否定しておきます。それは、たんに自分自身が旅行したい場所にすぎません。
旅行したいところに行って、変わったり成長したりすることが「ない」わけではありませんが、微々たるものです。基本的に物見遊山ですから、バカンスの延長です。
行ったところがないところとは、自分の意思では決して向かおうとは思わないところ。どちらかと言うと、「行きたくないところ」や「避けていたところ」と言ったほうが正鵠を射ています。
「そんなところに行きたくないですよ!」
あなたの悲鳴が聞こえそうです。自分が行きたいところに足を運ぶのは、リフレッシュやリラックスをするため。
行きたくないところや避けていたところに足を運ぶのは、自分自身を成長させるため。両者の目的は大きく異なります。そのことは、ぜひとも押さえてもらいたいところです。
たとえば、芸術にまったく興味がない人が美術館やギャラリー、音楽ホールに行く。見るもの、聞くもののほとんどが何だか分からず、退屈するに違いありません。おそらく5分でその場をあとにしたくなります。
もっとも、それでは、行った意味がゼロです。分からないながらも30分くらいその場にいて、アートを見たり演奏を聞いたりしていると、なんとなくでもココロに響くものがあります。
それは、これまで自分自身が関心を持っていなかったものに興味を覚えたということ。その感覚が一瞬でもあれば、「次も行こう」と思うはずです。
こうしてそれまで行ったことがないところに足を運ぶようになると、美的センスが磨かれていきます。わずかではあっても、自分自身性が成長した証拠です。
スポーツに興味がない人が、野球やサッカー、バスケットボールの試合を見に行くのも同じ。行ったことがないところに足を運ぶと、自分自身の何かが触発されます。
誰にでも、行ったことがないところはたくさんあります。そういうところに1つでも多く足を運ぶようにすると、自分自身の眠っていた何かが目覚めるようになります。
(朝の独り言☆)
今年は、新しい企画の話がどんどん来ています。10年以上毎年多くの企画を考えてくれる出版社や編集者には感謝です。著者として一番大切なのは、はじめにやはり膨大な知識。ただ知識を本にしても魅力的ではなく 一番大切なことは 、実践しての経験や結果です。さらに言えば、それらを継続してきたからこそ深く感じる世界観でしょうか。ですから、普段の自分の身を置く 環境や会う人、情報、そしてブレない自分が無いといけません。最近は、年を重ねることでの価値も凄く感じています。
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