2019.8.21.

見る目を鍛えていく、、、

誰にでもありながら、人それぞれ違う。むしろ違って当たり前……。それが、「好み」です。

好みとは、自分の興味・関心が向く傾向――。それは、すべての人にとって個性そのものです。

「○○が好き」「△△は好きではない」……
その興味・関心の傾向は、1人1人異なります。人それぞれだから、好みが個性たり得ます。

もっとも、好みは変わります。昨日/今日では変化がないとしても、1年や2年、ましてや10年、20年ともなると、かなり変わってくるものです。

あなたの今の好みと10年前、20年前のそれとはだいぶ異なっているのではないでしょうか。なかには「これが好きだったのか……」と、ビックリする人もいそうです。

好みか変わること自体は、なんら悪いことではありません。変わって当然だし、成長の証でもあります。

それは、自分自身の人やモノ・コトを見る目が鍛えられたということ。好みを持つと、知らず知らずのうちに見る目が鍛えられます。自分自身の興味・関心の範囲も広くなっていきます。

だからと言って、好みが変わらないのが悪いわけでもありません。ずっと同じものに興味・関心が向いているとしても、それはそれでけっこうなことです。

この場合、成長ではなく、成熟しています。それは、自分自身がより洗練されているということ。

好みは、人を成長あるいは成熟させます。どんなものに巡り会えるかは、人それぞれです。

その巡り会った人・モノ・コトが、その人を成長もしくは成熟させていくのですから、好みは個性の源です。好みを見れば/知れば、その人がどういう人なのか分かってしまうと言っても、過言ではありません。

あなたは、どんな好みを持っていますか。それは、今日のあなたをどんなふうに成長/成熟させましたか?