相手のために1つ何かをしたら、見返りをもらう……。一般的に、それは「ギブ・アンド・テイク」と言われています。
相手のために何かをしたのですから、見返りを求めることも、また得ることも、なんら悪いことではありません。
自分から相手に「見返りをください」と言うかどうかは別として、それ自体はごく普通のことです。
自分が何かをしたから、相手がトクをする。そのお返しとして、相手も自分に何かをしてくれる。両方ともトクをしているから、結果から言えば、イーブンになります。
このギブ・アンド・テイクには、大きな「落とし穴」があります。多くの人は、このことに気づいていません。
自分が先にもらって、あとで相手に与えようとすると、マイナスの印象が強く残ってしまいます。
その場ではいいことをしてくれたので、喜びましたが、逆に相手に見返りを与えようとすると、自分が「よくしてもらった」ことをすっかり忘れて、急に「ソンをしているような気」になってきます。
実際には、プラスマイナスゼロにもかかわらず……。このように、人間には「見返りを与えたくない」という心理もあります。
先にギブをしたのに、あとからテイクできないと、とてもガッカリします。見返りを得られないと、そのショックは何倍にもなって返ってきます。
「あんなにやったのに」「ここまでやったというのに」……
そんなつらい思いをします。それでも相手を責めても始まりません。「お返しをする」と相手が約束していたわけではないのですから……。
そもそもあなた自身も、善意で相手のために何かをしたのではないでしょうか。
善意でしたことのお返しを求めたら、強制になってしまいます。お返しをするかどうかは、あくまでも相手の自由です。
善意でしたら、見返りを求めてはいけない――。そういうことではありません。見返りを求めてもいいです。ただし、それはまったく別次元のものです。
相手のためにしたことの見返り。それは、相手が喜んでくれることです。
相手の喜びや満足そのものを見返りとすれば、仮に何も得られなくてもガッカリしないし、つらくもなりません。相手の喜ぶ顔を見て、「やってよかった」と思うはずです。
相手に何かをして、喜んでもらう。それこそが、「ギブ・アンド・テイク」の本質です。
(朝の独り言☆)
最近の北海道は、本当に寒くなってきました。先週末は、鹿児島でしたから、気温のギャップに驚きます。
「学び」を「お金」に変える言葉(かんき出版)見本が完成しました。高いレベルの完成度に満足しています。19日発売が、楽しみです。自分から相手に「見返りをください」と言うかどうかは別として、それ自体はごく普通のことです。
自分が何かをしたから、相手がトクをする。そのお返しとして、相手も自分に何かをしてくれる。両方ともトクをしているから、結果から言えば、イーブンになります。
このギブ・アンド・テイクには、大きな「落とし穴」があります。多くの人は、このことに気づいていません。
自分が先にもらって、あとで相手に与えようとすると、マイナスの印象が強く残ってしまいます。
その場ではいいことをしてくれたので、喜びましたが、逆に相手に見返りを与えようとすると、自分が「よくしてもらった」ことをすっかり忘れて、急に「ソンをしているような気」になってきます。
実際には、プラスマイナスゼロにもかかわらず……。このように、人間には「見返りを与えたくない」という心理もあります。
先にギブをしたのに、あとからテイクできないと、とてもガッカリします。見返りを得られないと、そのショックは何倍にもなって返ってきます。
「あんなにやったのに」「ここまでやったというのに」……
そんなつらい思いをします。それでも相手を責めても始まりません。「お返しをする」と相手が約束していたわけではないのですから……。
そもそもあなた自身も、善意で相手のために何かをしたのではないでしょうか。
善意でしたことのお返しを求めたら、強制になってしまいます。お返しをするかどうかは、あくまでも相手の自由です。
善意でしたら、見返りを求めてはいけない――。そういうことではありません。見返りを求めてもいいです。ただし、それはまったく別次元のものです。
相手のためにしたことの見返り。それは、相手が喜んでくれることです。
相手の喜びや満足そのものを見返りとすれば、仮に何も得られなくてもガッカリしないし、つらくもなりません。相手の喜ぶ顔を見て、「やってよかった」と思うはずです。
相手に何かをして、喜んでもらう。それこそが、「ギブ・アンド・テイク」の本質です。
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