人間関係を円滑に進めていきたいなら、身につけておくといいものがあります。それは、「観察力」です。
この力が「ある・なし」では、人間関係がガラリと変わります。身につけると、人間関係はドンドン良好になっていきます。
身につけないでいると、なんの変化も起こらない、もしくは人間関係が悪化してしまいます。
観察するのは、相手の成長です。自分の身の回りにいる人がちょっとずつでも成長していることに気づき、それを評価していく――。それが、「観察力」です。
ただ相手のことを見ているだけでは、観察しているとは言えません。それは、傍観しているのと同じです。
家族であれ部下であれ後輩であれ、日々、一生懸命努力をしています。その努力はすぐに目に見えて、カタチになるものでもありません。
誰でもそうですが、1日の成長は、ごくわずかです。本当に少しずつ、それも0・01ミリとか0・001ミリくらいです。
そんなごくわずかな成長は、本人でさえ気づきません。その誰も気づかないような、かすかな成長に気づいて、本人に指摘するのが、観察力です。これは、誰もがカンタンにできることではありません。
何よりまず相手への愛情や関心が、不可欠です。それらがなければ、そもそも相手を観察しようとも思いません。
深い愛情や関心を持っていると、相手の微妙な変化を感じ取るようになります。「昨日よりちょっとでも上達した」「前回よりも少しうまくなった」ことに気づきます。
もちろん、そうした変化を本人も知りません。
「ここがよくなっているよ」「ここがうまくなったよ」「変わったのはここだね」……
その成長を本人にハッキリと告げて、きちんと評価していきます。自覚がない相手は、そう言われてビックリしますが、内心はうれしいものです。自分のことをしっかり観察してくれる人がいるのですから……。
観察力を身につけると、周りの人のいいところに気づけるようになります。
いいところを持った人たちばかりが自分を取り囲むことになりますから、必然的に人間関係は良好化していきます。
(朝の独り言☆)
今日は、来客が多い一日でした。皆さん、有能な方々ですから、話していて学びもあります。今日は、早く休みますね^_^