「面白そう！」「やってみたいなぁ」「これはいい！」……
興味を持ったものに出合うと、人は試したく（やりたく）なってきます。なかには、ひと目惚れしてすぐに始める人もいます。
なぜすぐに始めたほうがいいのかと言うと、根源的な理由があります。それは、人には、「興味期限」があるから……。
「興味期限なんて聞いたことがない」……
不審に思う人がいるのも、当然です。これは、造語です。
文字どおり、興味が持続する期間……。「面白そう！」「やってみたい！」「いい！」と思ったとしても、その熱量には寿命があります。その期間内に行動に移せば定着するし、うまくいく可能性も高まります。
期間は、人それぞれ。１日の人もいれば、２、３日は余熱が続く人もいます。１週間という持続時間が長い人もいれば、わずか２、３時間の人もいそうです。
その期間内は、誰もが興味を持ったものについて考えると、ワクワクしたりウキウキしたりしています。自分がうまくやっているところを想像しながら、ニタニタしてしまう人もいるかもしれません。あなたも、その１人でしょうか……。
繰り返しますが、寿命があります。興味が持続する期間内に行動を起こさなければ、それまでがウソのように見向きしなくなります。それは、興味期限が切れたから……。
別にあなたが飽きっぽいからでもこらえ性がないからでもありません。どんなことであれ、興味は自然に消えていくものです。
と同時に、別のものに対して、「面白そう！」「やってみたい！」「いい！」と思うようになります。ほかのものに興味が移ったということですが、こちらにも期限があります。持続している間に行動に移さなければ、やはりそのうちに見向きもしなくなります。興味期限が切れたから……。
これを防ぐ唯一の方法は、期限が切れる前に行動して、習慣になるまで続けること。定着させるには、一刻も早く行動を開始するしかありません。
興味期限があることを知っていると、自分が本当にやりたいと思っていることをスムーズかつ長く続けることができるし、結果を出せるようにもなります。
最後に聞いてみます。あなたの興味期限は、どれくらいですか？
（朝の独り言☆）
「お金に困らない人が学んでいること」（すばる出版）岡崎かつひろさんの新刊が出版されました。
編集者は、私も交流のある小寺さんです。岡崎さんには 講演会を主催して頂いたりなど、とてもお世話になりました。そうそう、岡崎さんに主催して頂いた講演会で、600名のお客さんからサプライズでハッピーバースデーの歌を大合唱していただいたのでした！今も感動の記憶が鮮明に残っています。この本からは、色々な気づきがあります。いきなり、本を開くとバフェット（投資家の神様）の言葉が目にとまります。この言葉からも沢山の気づきがありますが、さらにページを進めていくと岡崎さんの経験や幅広い人脈からの教えもたくさん書かれています。
以前、私の『「学び」を「お金」に変える技術』をかんき出版から出版し ベストセラーになりましたが、多くの人に、学びこそが人生の豊かさである。ということを知って頂きたく思います。
