2021.10.21.

道は1つではない、、、

「この道しかない」……

そんなふうにキッパリ決めてしまうのは、2つのケースが考えられます。どちらも覚悟が問われているのは、共通しています。

1つは、退路を断ってしまう。自分が「これだ!」と信じたものをトコトンやり続けるケースです。ほかの可能性を排除しているだけに、その選択したものに集中して取り組むことができます。

うまくいけばいいですが、行き詰まってしまった場合は、ニッチもサッチいかない事態になりかねません。

もう1つは、追い込まれてしまう。これは何かを失敗したから陥ると言うよりは、何もしないでいたらほかにとるべき選択肢がなくなったという事態に自らハマってしまったケースと言えます。ほかに方法がないので、選択できるのはそれだけです。

いずれにしても、その道しかないのですから、突き進む以外にありません。引き返すこともできないし、途中で止まったりほかの道を探そうとしたりすることもできません。トコトン進んで、活路を開く以外に道ナシ。

もっとも、道が1つしかないことには、メリットもデメリットもどちらもあります。どちらになるかは、その人次第。

前者は、ほかの余計なことを考えなくて済む。それゆえに集中して取り組めます。後者は、モチベーションが続きにくい。

うまくいっているうちはいいですが、ひと度歯車が狂うと、モチベーションが低下して、自分でもどうしていいか分からなくなりがちです。悩みが深くなったり、ストレスを過剰に受けたりします。

その意味では、「道は1つがいい」と言う人以外は、オススメできるものではないです。道がいくつかあったほうが、いろいろな可能性を追求できます。

自分の目の前に道がいくつもあったら、行き詰まったときには遠回りするかのようにヒョッイっと横道に外れることもできます。

気分転換になるだけでなく、その道を行ったほうがうまくいくこともあるかもしれません。そのたまたま行った道が、自分本来の道になる可能性さえあります。

道は、1つではありません。いくつもあるほうが行き詰まったとき、いくらでも軌道修正も挽回もできます。たとえ「道は1つがいい」と退路を断った人であっても、そのことを知っておいてソンはありません。

(朝の独り言⭐️)
ポーランドの首都ワルシャワで開かれていた第18回ショパン国際ピアノコンクールは21日、本選の審査結果が発表され、日本から参加した 反田恭平さんが2位に入賞しました。予選から決勝まではとても長く、本選は40分近いピアノコンチェルトを披露されました。反田さんの2位はアシュケナージと同じで、私が初めて買ったピアノのCDがアシュケナージでしたので、嬉しく思いました。これからの活躍が楽しみです。また4位に入賞した小林愛実さんは、子供ころから神童と言われた人で本当に素晴らしい演奏されますし、これからの二人の活躍が日本に明るさをもたらしてくれると良いですね。

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