2018.6.11.

選択自体に意味はない、、、

人生の選択は、無数にあります。その1つ1つがその後の人生を大きく変えてしまう可能性があると思っている人は、たくさんいます。

いい方向に出るのか、それとも悪い方向に行ってしまうのか……。事前には、その行方はまったく分かりません。

 どう出るか分からないから、慎重になる。失敗したくないから、少しでも確率が高いほうを選ぶ……。そういう心境になるのも、ムリはありません。

あえて言いますが、選択自体はあまり意味がありません。何を選択しようが、どれを選ぼうが、結果に与える影響は少ないものです。

こう言うと、怪訝な顔をする人がたくさんいそうです。「『何をやっても同じ』ということですか?」と反論する人もいるかもしれません。
選択自体が、人生に与える影響は少ないものです。このことは明確に言えます。

むしろもっと大きな影響を与えるものがあります。それは、行動です。

選択をしたあとの行動――。これこそが、人生を大きく変えてしまうかもしれないものです。

たとえば、うまくいく確率が80%のAと、うまくいく確率が20%のBの2つがあるとします。どちらを選ぶかは、その人次第です。
Aを選択すれば、うまくいく可能性は大きいですが、その保証はどこにもありません。

選択をしたあと、「もう成功したも同じだ」と慢心して、熱心に行動しなければ、どんなに確率が高くても、失敗に終わります。

これでは、選択が正しかったとは言えません。原因は、本人の行動不足にあります。

Bを選択すれば、うまくいく可能性は少ないですが、絶対にムリということもありません。選択をしたあと、人の2倍も3倍も一生懸命行動すれば、どんなに確率が低くても、最後はうまくいくものです。

これは、無謀な選択と言えないこともないですが、だからと言って間違いではありません。うまくいったのは、本人の行動の賜物です。

選択自体が、結果に与える影響はそれほど大きくありません。その意味では、何を選択しようが同じです。

選択したあとにどれだけ行動するかが、結果を大きく左右するし、人生に決定的な影響を与えていきます。

(朝の独り言⭐︎
今日は 中学校検診でした。100名以上の検診は、さすがに気合いが必要です。皆さん かなり管理状態も良く、素晴らしかったです。その後は、5時間かけて来院される患者さんの集中治療(4時間)でした。本当に遠くから通院して下さり、感謝です。