この世で、「私はそれをしたことがない」と言える人は1人もいません。どんなにエライ人、有名な人、できる人であっても、その経験があります。もしかしたら、1日に何回もしているかもしれません。
多くの人は、いいことだと思ってはいないようです。程度の差はありますが、したら「恥ずかしい」と思ってしまいます。
多くの人にとって、それは、できれは「したくない」ものです。それなのに「したくない」と思えば思うほど、結果的にしてしまいます。
その一方で、したことで成長したり進歩したりするのも事実です。やってしまったからこそ、以後、2度としないように気をつけます。
それが何かと言えば、あなたはもう分かっているはずです。そう、「間違い」です。
道を間違えた。時間を間違えた。計算を間違えた……。
そういう経験のない人は、1人もいません。誰もが何かしらの間違いをしています。「1日に最低でも1つはしている」と言っても、あながち間違いではありません。
もちろん、間違いは、「していいもの」ではありません。やはり「しない」に越したことはないです(公序良俗に反するものは、論外です)。
それでも悪いものとは言い切れません。トラウマにでもならない限り、間違いをしたからこそ次から「しっかりやろう」と思うものだし、実際に間違いをしなくなります。
確かに間違えると、笑われたりバカにされたりすることがあります。「恥ずかしい」と思う気持ちは分からないでもないです。ただし、そう思ってしまうと、間違いを恐れて行動しなくなっていきます。
間違ってもいいから行動する。間違いたくないから行動しない……。どちらが成長に直結するかと言えば、もちろん前者です。
間違いは誰でもするものです。あなたが間違えたことを笑う人がいたとしても、気にすることはありません。そういう人は例外なく、間違いを恐れて行動しない人です。まったく成長しないし、むしろドンドン劣化していきます。
あなたが間違いを恐れずに行動してグングン成長すれば、3年後や5年後にはその人とは一切かかわらなくなります。成長したあなたとは接点がなくなっていく人のことを気にかけても仕方ありません。
(朝の独り言⭐︎)
来週は、クリスマス講演会です。
今日は、講演内容を考えていました。全国から参加してくださるので、楽しみです。