「これ以上はムリ……」
マラソンに大会に出たものの、ひざの痛みに耐えかねて30キロ地点でリタイアしてしまった……。そういう限界は、誰にでもあるものです。
とは言え、限界自体は自分が設定しています。「ここが限界」と決めてしまったのは、自分自身です。
「もうやめたほうがいいよ」「これ以上はやらないほうがいい」「ラクになろうよ」……
たとえ第三者がそう勧めたとしても、最終的にそれを受け入れるのは、自分自身です。
言ってくれた相手がどんなに権威や決定権がある人だとしても、それに従わなければならない理由はありません。結局のところ、限界は自分が決めています。
限界があること自体は、悪いことではありません。それを認めるのも、恥ずかしいことではないです。
もっとも、その限界は、未来永劫不変ではありません。
自分自身が「もっとできる」と思えば、限界は取っ払われます。自分自身が設定したり決めたりしているのですから、いくらでも破ることは可能です。
ただし、限界は「エイヤー」と力任せにすればすぐに破れてしまうほど、ヤワでももろいものでもありません。
あなたのカラダをテープでグルグル巻きにして縛りつけているかのように、圧迫しています。
限界を破ろうとしても、あなたは身動きが取れません。
なんとか取っ払おうとしますが、それができずにいます。
限界は、頑丈で強固です。
それを破るのは、あなた自身です。あなたが自分で破ろうとしなければ、限界が消えることはありません。
気づいている人は少ないですが、限界を破るのは、意外とカンタンです。方法を言うと、多くの人は拍子抜けしてしまいます。
「ここが限界ではない」と思うこと――。たったそれだけです。
「限界ではない」と思えば、カラダの中に残っているエネルギーが息を吹き返します。
「どうしたらこの状況を打破することができるだろうか?」と、いろいろな方策を考えて、突破しようとします。
その方策を1つ1つやっていって、そのどれかが奏功すれば、これまでのことがウソのように限界を破ることができます。
(朝の独り言☆)
島根県松江市での講演も無事に終わり、ほっとしています!お写真の一部ですが、講演会の様子が伝わりましたらと思います!台風の中、色々な交通手段を考え参加してくれて、本当に嬉しく思いました。