頑張っている人と、頑張っていない人……。どちらが多いのかと言うと、圧倒的に前者に違いありません。
「私は頑張っていませんよ」なんてうそぶく人は、照れ隠しで言っています。本当に何もしない人は、ハッキリ「頑張るのは大嫌い」と言うものです。
それはともかく、「頑張る」というのは抽象的なので、その本質をきちんと理解している人は、それほど多くありません。ちなみにこんなことを聞いたら、あなたならどう答えるでしょうか。
「頑張るのは手段ですか。それとも目的ですか?」
おそらく答えに窮する人が多そうです。あなたも、その1人かもしれません。
先に答えを言ってしまうと、「手段」です。決して目的ではありません。と言うより、目的にしてしまうと、おかしなことになっていきます。
どんなことをするかは別として、頑張るのは、あるものを得たり、達成したりするためです。その得たい、あるいは達成したい何かがあるから、苦しかったりつらかったりすることが多くても、頑張ることができます。
そう、頑張るのはあくまでも手段。手段だから、どのように頑張ればいいのか、またはどれくらい頑張ればいいのかを真剣に考えて、得たり達成したりしたい何かのために、日々、行動していきます。
その頑張りが適正であれば、どのくらいの時間がかかるかは分かりませんが、最終的には求めている何かを手にすることができます。手段にしているから、求めている何かを得られます。
この頑張りを目的にしてしまうと、得たい何かがあったとしても、最終的には難しくなります。それは、頑張っていること自体に満足してしまっているから。
頑張ること、もっと言えば、頑張っている自分自身に満足感を覚えて、得たい何かが二の次になります。「頑張っていれさえすれば、それでいい」と思うようになって、何も手に入れられずにいるという悲しい状態になります。
もしあなたが頑張っているのに、求めているものを手に入れられないとしたら、頑張っていることを目的にしている可能性が高いです。これは、よくない頑張り。せっかく行動しているのですから、求めているものを手に入れる頑張り方をすべきです。
(朝の独り言☆)
昨夜は、新しい企画メンバーとのミーティングでした。長く出版していますと 慣れた関係も多いのですが、昨夜は全員初めての4人のメンバーでしたので、少し全員が緊張からか、気を使ったスタートでした。最後は、皆さんで意見を出しながら 方向性も明確になり、とても楽しみな企画になったと思います。7月頃の出版を目指しています。
今年は、出版に関する仕事も多く、今まで以上に電子書籍を積極的に行おうと思います。累計100万部、累計100冊、1冊100万部の3冠が目標です。