2019.8.28.

1日24時間でできることは多い、、、

1日24時間――。あなたはこれを「少ない」と思いますか。それとも「多い」と思いますか。

1日24時間の中でできることは、極めて限られています。これは、誰でも同じです。その限られた時間の中でどれだけのことをするのか、反対にしないのかは、自分自身が決めていることです。

「今日1日でこれだけのことをしよう」と思えば、達成するためのありとあらゆる方法を考えて、そのとおりにするものです。もちろん、途中で上司やクライアントから呼び出されたりして、中断を余儀なくされることもあり得ます

そのときは「残り時間でこれだけのことをこういうふうにやれば、大丈夫」と、うまく計画を変更したり軌道修正したりして、なんとか決めた分だけをやろうとします。

うまくいけばなんとかやりきって、その日1日の自分のなりのノルマを達成できます。

そうすれば、1日24時間の中でできることは最大化します。たった24時間しかなくても、それなりのことができてしまうものです。そう、少ない24時間の中でも、できることはものすごく「多い」です。

眠る時間や食べる時間を除けば、活動できる時間は15時間くらい。寝食の時間を削っても、20時間。これだけしかないなら、確かに「少ない」とも言えます。

とは言え、「できること」が少ないかと言えば、それはまた別の話です。少ない時間の中でできることを「最大化する」ことは可能です。

それを実際にやっている人は、本当に少ない時間で最大の効果を上げています。そのやり方も、また人それぞれ。

冒頭の問いに戻ります。「少ない」と答えた人は、限られた時間の中でできることを最大化していない人です。

自分で効果を上げるありとあらゆる方法を考えていないし、またそれを実践していないから、「今日1日でやる」と決めたことを達成するために必要以上に時間をかけてしまって、「また残業か……」と溜息をつくことになります。これでは1日が30時間あっても、足りません。

この人に必要なのは、より少ない時間で最大限の効果を上げるための考え方であり行動です。

それを身につければ、1日24時間をものすごく「多い」と感じるようになります。「1日24時間でできることは多い」と実感できます。