スポーツ番組では、シーズンオフになると１年間の「好プレー珍プレー」をまとめて取り上げます。その特集を楽しみにしている人も、多いに違いありません。
プロの選手の好プレーは、何回見ても素晴らしいもの。もっとも、再現不能なものも多く、本人に「もう１度やってください」と言ったら、「２度とできません」という言葉が返ってきそうです。なかなか再現できないところが、好プレーたるゆえんです。
プロの選手がする珍プレーは、何回見ても笑ってしまいます。これも再現不能なものが多く、本人に「もう１度やってください」と言ったら、「２度としたくありません」と逆ギレされそうです。なかなか再現できないところが、珍プレーたるゆえんです。
１年３６５日の中では、仕事であれプライベートであれ、誰もが好プレー、珍プレーをしています。思い返せば、どちらもたくさんあります。
「珍プレーしかありませんよ」と言う人がいるとしたら、好プレーをしていることに気づいていないだけです。珍プレーのほうが印象に残るのは、強烈な体験だから。
それをして「恥ずかしい」とか「情けない」「みっともない」といった感情を伴うから、記憶に残っているにすぎません。それでも過ぎてみれば、それほど恥ずかしい（情けない／みっともない）こともなかったのではありませんか。
少なくともプロの選手の珍プレーのように笑い飛ばせるようになっているはずです。
「好プレーなんかありませんよ」と言う人がいるとしたら、やはり気づいていないだけです。別にサヨナラ満塁ホームランやハットトリックのような派手さは、無用。
道に迷っている人を目的地まで案内してあげた。忘れ物を本人に届けに行った。仲がいい人の誕生日をサプライズでお祝いした……。
探し出せば、ドンドン出てきます。あなた自身がたんに忘れているだけです。
それでも思いつかないとしたら、親しい人に「私の好プレーはなんだろう？」と聞いてみるのもアリです。お互いに相手の好プレーを指摘し合うようにしたら、ポンポン出てきて、ちょっとした盛り上がりを見せるほどです。
２０２１年の好プレーを思い出すのは、楽しいものです。いくつも出てくると、「今年も頑張った」という心地よい充実感を得られます。
あなたにとって、２０２１年の好プレーはどういうものでしたか。２０２２年、あなたはどんな好プレーをしようと思っていますか？
（朝の独り言⭐️）
今年一年があと数時間で終わります。コロナ禍で落ち着かない一年ではありましたが、やるべき目標は達成できたように思います。来年は、海外出版イベントもしたいですが、オミクロン株が国内外で拡大していますし、状況を判断しながらだと考えています。来年も引き続き、宜しくお願い致します。
